潮騒の宝箱

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イジケクダマキ

abbreviata.jpg
Lophiotoma ruthveniana (MELVILL, 1923) イジケクダマキガイ
クダマキガイ科  1996年11月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深60m 47mm

模式産地:フィリピン Masbate Is.
分布:紀伊半島、四国、九州、奄美大島、沖縄県、フィリピン、フィジー、インドネシア、ソロモン諸島、
   ニューカレドニア
   水深50〜150m 砂底

刺し網には大型のクダマキ類はよく掛かるのですが本種は少ない貝です。

しかし、和名の『イジケ』はどこから来たのでしょう?

追記:2015年9月27日
横浜のKさんから下記の情報を頂きました。
abbreviata (REEVE, 1843)という学名の貝は本来、POPPE本のPl.683の5の図の貝にあてられたもので、日本では何故か写真の貝にこの学名が使われています。
では、日本でイジケクダマキとされている貝の学名はと言うと同じく、POPPE本のPL683の4のruthveniana (MELVILL, 1923)だそうです。(この本では"cf"となっていますがそのものなんだそうです。)

また、"イジケ"と言う和名についてですがabbreviata=短い、短縮されたという意味から黒田先生が想像されたのではないかと言うお話でした。(ですが、この学名自体は上にも記しましたが本来、この貝の学名ではありません。)

Kさん、有益な情報ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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