潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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ビードロマメヒガイ

vitrea.jpg

Genus sp. vitrea (OMI & IINO, 2005) ビードロマメヒガイ
ウミウサギガイ科 2009年3月 南部堺港揚がり 切目崎沖 水深70m エビ刺し網 10.5mm

模式産地:南部堺沖 水深60〜70m
分布:伊豆半島、紀伊半島、フィリピン
   水深30〜70m アイノヤギ科 Lignella sp. コエダモドキ上

長く漁港に通い、新種と確信していた貝で、淤見氏、kudamakiさんの協力を得て、新種発表した種です。
和名は南部堺港の漁師さん達がウミウサギの仲間を一括して『ひぃがい』と呼んでいた事とガラスの様に透明感のある美しさから愛着をもって名付けました。(ちなみに学名のvitreaもガラスのことです。)

私の周辺では昔から何故か全く異なるNaviculavolva deflexa (SOWERBY, 1848) ウチマキマメヒガイと間違われていました。
また、一部の文献やウェブサイトではPhenacovolva (Pellasimnia) angasi (REEVE,1865) アンガスキヌヅツミガイの矮小型と思われるhasta CATE & AZUMA, 1973 ヤリクビレキヌヅツミと間違われています。

私の著書である『ウミウサギ -生きている海のジュエリー』では便宜上、『The living Ovulidae』(Felix Lorenz, Dirk Fehse著)に習ってCrenavolva属に含めていますが新属を提唱すべき特殊な種です。
透けて見える赤い軸芯が特徴的で、このような美しい貝に名を残せた事は誇りに思いますし、ご協力頂いた多くの方に感謝しています。

参考文献:
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS(Guido T. Poppe著)
ウミウサギ -生きている海のジュエリー(飯野 剛・監修:高田良二・生態写真:高重 博)
The living Ovulidae(Felix Lorenz, Dirk Fehse著)
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Author:Mozu
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私の本
ウミウサギ 
-生きている海のジュエリー
コレクター目線とダイバー目線の両方からウミウサギの魅力を紹介した私の著書です。      ご覧頂ければ幸いです。    
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