潮騒の宝箱

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シュスヅツミ

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Phenacovolva brevirostris (SCHMACHER,1817) シュスヅツミガイ
  Syn: dancei CATE, 1973 ダンスキヌヅツミガイ、fusula CATE & AZUMA,1973 フネガタキヌヅツミガイ、
     sowerbyana WEINKAUFF, 1881 ハラブトキヌヅツミ、etc

ウミウサギガイ科 
  1999年1月 南部堺港揚がり 白浜沖 エビ刺し網 水深40m 28.5mm
  2006年1月 南部堺港揚がり 白浜沖 エビ刺し網 水深40m 25.5mm
  2009年3月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深50m 13mm
  2004年3月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深60m 26mm

模式産地:フィリピン マニラ湾 Bataan
分布:相模湾、伊豆半島、遠州灘、紀伊半島、四国(土佐沖)、九州西岸、奄美大島、沖縄県、東シナ海、
   台湾、中国大陸南部、クック諸島、ハワイ諸島、フィリピン、マレーシア、インドネシア、
   オーストラリア北部、インド、ペルシャ湾、ソマリア、モザンビーク、南アフリカ(ナタール)
   水深20〜100m ホソヤギ科、トゲヤギ科、ムチヤギ科、ウミカラマツ類上

本種も非常に変異の多い貝ですが軟体はあまり変化がないように思えます。
(またこの貝も他のウミウサギ類と同様に非常に色褪せやすいです。)
和歌山の浅い刺し網では普通に見られ、ベニキヌヅツミ(シロオビキヌヅツミ)やツリフネキヌヅツミなどと共に得られ刺し網で得られるお馴染みのウミウサギ類の1つです。

現在も多くの種名がつけられ分けられていますが私は単一種だと思っています。
(同じホスト上から異なるタイプのものが得られる事からも単に変異だと思います。)
上の図2個体が標準的な個体で、3番目のずんぐりした個体がfusula CATE & AZUMA,1973 フネガタキヌヅツミガイと呼ばれるもの(模式産地は南部沖)、4番目の水管が長くなり華奢な感じがするものがdancei CATE, 1973 ダンスキヌヅツミガイと呼ばれるものだと思います。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
ウミウサギ -生きている海のジュエリー(飯野 剛・監修:高田良二・生態写真:高重 博)
The living Ovulidae(Felix Lorenz, Dirk Fehse著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

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ウミウサギ 
-生きている海のジュエリー
コレクター目線とダイバー目線の両方からウミウサギの魅力を紹介した私の著書です。      ご覧頂ければ幸いです。    
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