潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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ヌリツヤホトトギス

watsoni.jpg

Amygdalum watsoni (E. A. SMITH, 1885) ヌリツヤホトトギス
イガイ科 タマエガイ亜科 2009年4月 由良町 白崎沖 水深70m マンガン漁 45mm

模式産地:不詳
分布:相模湾、駿河湾、志摩・紀伊半島沖、土佐沖、若狭湾、九州西岸、東シナ海
   水深50〜500m 泥底、砂泥底

Amygdalum属の取りはやはりこの貝。
光沢があり、赤と萌葱色に美しく染め分けられる本種は古くから日本を代表する美貝として知られています。

和歌山県では北部の小型底引き(マンガン漁)によって得られています。
この辺りの貝層は高知県の入野ととてもよく似ていて、ヒガイ、カンゼミズタマ、ヒロトラダマ、ナガイトカケやクワガタイトカケなどのイトカケガイ類、クルマガイ類、オオハナムシロ、カラフデ、テラマチイモフデ、オルビニイモ、ツヤガラス、ヒメスダレ、オオスダレなどが本種とともに得られます。

大西洋からは見た目では全く区別がつかないpolitum (VERRILL & SMITH in VERRILL, 1880)(Syn: lutea P. FISCHER, 1882)が知られ、もし同種ということになるなら本種はコスモポリタン(汎世界種)と言う事になるでしょう。
今後、遺伝子による比較が必要だと思われます。
politum (VERRILL & SMITH in VERRILL, 1880)はスリナム、カリブ海、メキシコ湾、モロッコ、地中海と大西洋から広く知られています。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
原色圖鑑 世界の貝 SELECTED SHELLS OF THE WORLD Ⅱ(鹿間時夫・掘越増興)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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[ 2013/08/25 10:54 ] 和歌山の貝 イガイ科 | TB(0) | CM(2)
いい貝ですね。
 この貝も大変美しくていい貝ですね。初めてこの貝に出会った時、まさかあのような地味な繭?の中に入っているとは知らなくて、繭と殻の色の大きなギャップに驚いて感動したのを覚えています。それにあのような見事な繭?をどのようにして作るのか不思議です。

 この科の貝は、潮間帯から深海まで、泥底~岩礁上まで、海底に潜没したり、岩礁などに固着したり、単独だったりコロニーのようなものを作ったりとあらゆる環境に実に様々な生態で進出していますね。面白くて好きです。
 いろいろな種を実際に手に取って見てみたいのですが、潮間帯に生息する種以外は、得るのが結構難しいです。

 ユキゾラ…本当にぴったりのネーミングですね。これをお持ちなのは凄いです。
[ 2013/08/25 23:51 ] [ 編集 ]
こんばんは。
メダカラさん、こんばんは^ ^
コメントありがとうございます。
(続けて行くためにはとても励みになります。)

あ……、繭の事、記事に書こうと思って忘れていました^ ^;
私もイガイの仲間大好きです。
もっと色んな種を手に入れたいですが難しいものが多いですよね。

ユキゾラは微小貝フリマで某N氏から購入させて頂いたもので、私自身の力だけでは和歌山産の入手はとても困難でした。

これからも、どうか宜しくお願い致します^ ^/
[ 2013/08/26 00:29 ] [ 編集 ]
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Author:Mozu
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