潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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フタスジコゴメ

makiyamai2.jpg
Dentimargo makiyamai (HABE, 1951) フタスジコゴメガイ
ヘリトリガイ科 1979年3月 串本町 潮岬 オゴクダ浜 打ち上げ 4.5mm

模式産地:和歌山県白浜町
分布:相模湾、紀伊半島、九州西岸、奄美大島
   潮間帯下部〜水深50m 砂底

本科の種は全世界の熱帯から暖温帯域に分布し主に南アフリカ〜アフリカ北西岸、中南米大西洋側に大型で美しい種が多くありますが日本近海の種はごくわずかでしかも全て小型種です。
(ちなみに、私はこの仲間が大好きです。)

*この標本はkudamakiさんから頂いたものです。

またこの科には深海性のユメカサゴの胸びれに寄生するという変わった生態をもつ種、Tateshia yadai KOSUGE, 1986 カサゴナカセが知られ、我が国の九州西岸からのみ記録されています。
(ユメカサゴは他地域にも南日本に広く分布してますので他の地域でも発見されても良さそうですね。)
近年、洞窟性のもう1種、Tateshia naomiae Fukuda & Kosuge, 2010を友人が発表しています。
更に、過去にはガクフボラ科に置かれ長く模式標本だけしか知られなかった大型種Marginellona gigas MARTENS, 1904 ミガキコオロギボラは近縁で近年、南シナ海に産地が見つかりそれほど珍しくなくなりました。
この巨大なミガキコオロギがもし、カサゴナカセと同様な生態を持つとしたらどんな魚に寄生するんでしょうね……。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)


pringlei.jpg
Afrivoluta pringlei TOMLIN, 1947 ワダツミボラ
南アフリカ 105mm
本科最大種

gigas.jpg
Marginellona gigas MARTENS, 1904 ミガキコオロギボラ
海南島 85mm
酷い標本だ……。。

lussi.jpg
Marginella lussii HAYES & MILLARD, 1995
南アフリカ 105mm

spinacia.jpg
Marginella spinacia GOFAS & FERNANDES, 1988
サントメ・プリンシペ 8mm
*三咫烏さんから頂いた標本

pseudofaba.jpg
Glabella pseudofaba SOWERBY, 1846 ソバカスヘリトリガイ
セネガル 27mm

sarda.jpg
Closia sarda (Kiener, 1834) カキイロトリノコガイ
グランドコモロ 18mm
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