潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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ハツユキダカラ

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Erosaria miliaris (GMELIN, 1791) ハツユキダカラガイ
  Syn: differens SCHILDER, 1927 ニシバタダカラガイ
タカラガイ科 
   2008年12月 南部町 森ノ鼻 潮間帯(漁り火採集) 41mm
   2003年1月 南部堺港揚がり 南部沖 水深70m 深海はえ縄 38mm
   2008年12月 南部町 森ノ鼻 潮間帯(漁り火採集) 28mm
   1997年1月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深40m 27mm

模式産地:東アジア
分布:房総半島・山口県北部、紀伊半島、大阪湾、四国、九州、奄美大島、沖縄県、台湾、フィリピン、
   タンザニア、マダガスカル
   潮間帯下部〜水深150m 岩礁、岩礫底、砂礫底

私がタカラガイの仲間で最も好きな貝の1つです。
(名前が好きです。)

本種は外海よりもやや泥っぽい内海向けの海岸を好むようで串本などではあまり見かけません。
大阪湾の南部や北部の加太海岸などでも打ち上げを確認しています。
タコ壷などから、同じような環境を好むErronea onyx (LINNAEUS, 1758) クチグロキヌタガイなどと共に得られる事もあります。
日本の暖温帯域各地で普通に見られますが、亜熱帯域の沖縄や東南アジアでは少ないようです。
また、深所の重厚で地色がオレンジっぽいものをdifferens SCHILDER, 1927 ニシバタダカラガイとして区別してきましたが同種です。

本種に似て純白で模様のないeburnea (BARNES, 1824) セトモノダカラガイは分子生物学的には区別できないかも知れず、単に地域変異で同種の可能性が高いです。(模様のないカノコダカラ、melwardi (IREDALE, 1930) メルワードカノコダカラガイも同様です。)


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2009年10月 東シナ海 トロール漁 水深130m 47mm
海外のオークーションで落札した大型で傷一つない完品です。
こういものがニシバタダカラガイと呼ばれてきました。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅰ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
A GUIDE TO WORLDWIDE COWRIES(FELIX LORENZ JR・ALEX HUBERT)
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ニシバタとの違いはどこか?って資料で見たけど、現物に勝るものは無し!
きつきつぼさんに見せていただいて、その重厚感と色の鮮やかさに、buubuu の購入したのはなんだったのかと...orz。
(あさきちさんにいただいたタコ壺漁のとかわりがなかった)
九州産のハツユキはそりが強くて、吹雪模様だったので、あのとき買っておけばよかったかな。地域変異も見てみると楽しいかも。
[ 2015/04/15 08:59 ] [ 編集 ]
buubuuさん、こんにちは^ ^

そうですね、ハツユキはその少しずつ違うバリエーションを集めて見ても飽きない奇麗な貝だと思います。
基本、深場に行く程、ニシバタと言うタイプになるのかなぁ?と思っています。
(和歌山産の70mのものをご覧ください、少し一番下のものに近づいてるような気がします。)
口や歯の出来方の違いは、環境に寄るものなのか、食物によるものなのか、成長する時間の違いなのか興味がありますよね。(浅場のものが短命で深場のものがじっくり成長したのか…それとも本来、浅いところにいたものが移動したのか…興味がつきないですね。)
[ 2015/04/15 12:56 ] [ 編集 ]
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