潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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タガヤサンミナシ

textile.jpg
Conus textile LINNAEUS, 1758 タガヤサンミナシガイ
  Syn: verriculum REEVE, 1843、archiepiscopus HWAS in BRUGUIÈRE, 1792、
     cholmondeleyi MELVILL 1900 サオリイモガイ、
     communis SWAINSON, 1840、concatenatus KIENER, 1850、corbula G. B. SOWERBY II, 1858、
     dilectus GOULD, 1850、euetrios G. B. SOWERBY III, 1882、eumitus TOMLIN, 1926、
     gloriamaris PERRY, 1810、panniculus LAMARCK, 1810、reteaureum PERRY, 1811、
     sirventi FENAUX, 1943、suzannae van ROSSUM, 1990、tigrinus G. B. SOWERBY II, 1858

イモガイ科 1998年1月 南部堺港揚がり 富田沖 エビ刺し網 水深20m 110mm

模式産地:バンダ海
分布:三宅島、八丈島、紀伊半島、四国、山口県北部、九州、奄美大島、沖縄県、小笠原諸島、
   北マリアナ諸島、グアム、クック諸島、フィジー、サモア、パラオ、ツアモツ諸島、ハワイ諸島、
   フィリピン、インドネシア、マレーシア、タイ、ソロモン諸島、パプアニューギニア、
   ニューカレドニア、オーストラリア(クイーンズランド州〜西オーストラリア、ニューサウスウェルズ、
   ココスキーリング)、紅海、ケニア、タンザニア、モーリシャス、マダガスカル
   潮間帯下部〜水深50m 岩礁間の砂底、サンゴ礁

本種はイモガイの仲間で最もポピュラーで有名な貝の1つです。
よく、毒のあるイモガイとしてアンボイナと並んで紹介される事が多いですが本種は魚食性のアンボイナと違い巻貝類を専食します。
従ってその毒はどの程度、脊椎動物に影響があるのか分かりませんが触らぬにこした事はないと思います。
和歌山では南部の浅い岩礁間で日中でもはっているのを見る事があります。
本種はインド・太平洋の熱帯周辺に広く分布し、その地域地域で独特なフォームを持つ事も多く、多くの異名があります。
また、同じく和歌山で採集できるcanonicus HWASS in BRUGUIÈRE, 1792 ヒメタガヤサンミナシガイは非常に似た近縁種ですが本種よりも小型で少ないです。オーストラリアにはvictoriae REEVE, 1843 ビクトリアジョオウイモガイ (カチドキモガイ)、太平洋東岸の熱帯部にはdalli STEARNS, 1873 ハナオリイモガイなど似た数種があります。

『タガヤサン』とは東南アジア原産のマメ科の常緑樹の名前で、木材の板目の模様が美しい事で知られます。
昔の方の貝の(貝に限らないですが)命名は本当にセンスがあると感心します。

この個体は非常に大型の個体で生貝でしたがフタがありませんでした。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
MANUAL OF LIVING CONIDAE VOLUME 1: INDE-PACIFIC REGION(Dieter Röckel, Werner Korn & Alan j. Kohn共著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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[ 2015/02/08 16:51 ] 和歌山の貝 イモガイ科 | TB(0) | CM(2)
いいサイズですね。
形も整っていて状態も良く、こんなのがその辺の磯にベタッとついてないですかねぇ…(潜らないので無理かな…)
うらやましいかぎりであります!!

どんな貝でもそうですが、良いのは探してもなかなか採集できないですよね。


[ 2015/02/11 00:49 ] [ 編集 ]
ビカリヤさん、こんにちは^ ^

はい、他に刺し網で得たフタ付きもいくつか所有していますがこのタガヤサンミナシはお気に入りです ^^
これを採集して以降、これを上回る状態(模様、大きさ、形)の個体を採集していません。
貝との出会いは種もそうですが良い個体との出会いも一期一会ですね^ ^
[ 2015/02/11 10:16 ] [ 編集 ]
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