潮騒の宝箱

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オトヒメスズメ

otohimeae2.jpg
Capulus otohimeae (HABE, 1946) オトヒメスズメガイ
カツラガイ科 2006年2月 南部堺港揚がり 岩代沖 エビ刺し網 水深70m 10mm

模式産地:紀伊 南部沖
分布:相模湾、紀伊半島、四国、九州西岸、東シナ海
   潮間帯下部〜水深200m 貝類の死殻上

スナギンチャク類が付着した種名の分からない二枚貝の破片の上に着いていました。
この貝は浅いところにもいるようですが通常、やや深いところから得られるヒヨクガイの死殻の内側に着いている事が多いです。
過去には別科、スズメガイ科のMalliuvium属(STANDEN, 1906)に含められていました。
Capulus属の種はいずれも他生物(ほとんどが貝類)に寄生して餌を横取りして生活しますが、死殻に着く本種はいったい何を餌としているのか…とても不思議です。(死殻にはスナギンチャクが付着している事が多いのでそれが関係しているのかな?)

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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