潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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チトセボラ

nicobaricus.jpg
Fusinus nicobaricus (RÖDING, 1798) チトセボラ(ナダヨナキ)
  Syn: brenchleyi BAIRD, 1873、variegatus PERRY, 1811、marmorata RÖDING, 1798
イトマキボラ科 ナガニシ亜科 2002年4月 南部堺港揚がり 富田沖 エビ刺し網 水深20m 128mm

模式産地:ニコバル諸島
分布:伊豆半島、紀伊半島、四国、九州、奄美大島、沖縄県、フィリピン、
   オーストラリア(クイーンズランド州)、インド洋
   潮間帯下部〜水深30m 岩礁

本種もまた手に入るだろうと、結局、良い標本を残せなかった貝です。
一度、200mm近いヤドカリ入りの死殻を見た事があるのですが、今思えば持ち帰れば良かったと後悔しています。
昔はエビ刺し網で珍しい貝ではありませんでした。
ナガニシ類は軟質底を好む種と、本種のように岩礁を好む種に分かれます。

本種の古名に『ナダヨナキ』と言うのがあるのですが、この『ナダ』は御坊市の『名田』のこと?
もしそうだとして、『ヨナキ』は何なのかとても気になります。
インド洋西部やブラジルに数種の似た種があります。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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