潮騒の宝箱

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ツノキガイ

glabra.jpg
Filifusus glabra (DUNKER, 1882) ツノキガイ
イトマキボラ科 イトマキボラ亜科
   2014年7月 串本町 潮岬 展望駐車場下 水深3m 105mm

模式産地:不詳
分布:伊豆諸島、紀伊半島、四国(土佐)、九州西岸
   潮間帯下部〜水深20m 岩礁、岩礫底

エビ刺し網にも掛かりますが、素潜りで採集できるような比較的浅いところにもいます。
(本種は日本固有種のようです。)
通常はかなりなで肩の個体が多いのですがこの個体はイトマキボラのように肩が張っています。

現在、Pleuroploca属からtrapezium (LINNAEUS, 1758) イトマキボラとは所属の異なる上記の属に移されていますが、どの辺りの違いで分けているか良くわかりません。

この科の種の多くは鮮やかな赤い軟体をしていて、他の巻貝の殻口から吻を突っ込んで丸呑みにしてしまいます。
アメリカ南東岸産のTriplofusus giganteus (KIENER, 1840) ダイオウイトマキボラが同科のFasciolaria属のチューリップボラ類を好んで襲って食べる事は有名です。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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