潮騒の宝箱

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キサゴ

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Umbonium costatum (VALENCIENNES, 1838) キサゴ
ニシキウズガイ科 キサゴ亜科 1984年7月 和歌山市 加太海岸 潮間帯 19〜22mm

模式産地:日本
分布:北海道南部、青森県西部、紀伊半島、九州、朝鮮半島
   潮間帯下部〜水深10m 砂底

追記(記事訂正):(2014年8月16日)
 先日、オフ会の夜会で集まった貝仲間とでcostatum (VALENCIENNES, 1838) キサゴとmoniliferum (LAMARCK, 1822) イボキサゴとの違いについて議論になりました。
その結果から同定を見直してこの記事の貝をイボキサゴからキサゴに訂正しました。
結論から言うと多くの図鑑の図版でキサゴとイボキサゴの同定が混乱しているように思えます。
”イボ"(疣)の有無では分けられないようです。
ご一緒した不如帰さん(友人)に多くの標本を見せてもらいました。
イボキサゴは色彩の変異が少なく模様が蛇皮模様、滑層の幅が広い、それに対しキサゴの方は色彩変異が多く模様は斑点や渦巻き状で滑層の幅が狭い。
有名図鑑で検証すると
 近海産図鑑 標本図版は両方ともキサゴ、生態写真は正しい
 決定版生物大図鑑 貝類 標本図版は正しい、解説は誤り
 学研中高生図鑑 貝Ⅰ 巻貝 イボキサゴの右下2個体は恐らくキサゴ
 標準原色図鑑全集3 貝 正しい
 原色日本貝類図鑑 正しい
 干潟の絶滅危惧動物図鑑 滑層側の写真が無いのではっきりしないですが混ざっているように思えます。

イボキサゴは本当に見る事が叶わなくなった種に思えます。

イボキサゴは潮通しの良い内湾の潮間帯や干潟に生息するに対してキサゴは外洋向きの潮下帯に生息し明らかに棲み分けをしてます。
キサゴはヒトデ類に襲われると回避行動をとるのに対し、外敵であるヒトデ類がいない干潟に生息するイボキサゴにはそのような行動は見られません。

参考文献:
原色日本貝類図鑑(吉良哲明著)
標準原色図鑑全集3 貝(波部忠重・小菅貞男 共著)
学研中高生図鑑 貝Ⅰ 巻貝(波部忠重・奥谷喬司 共著)
決定版生物大図鑑 貝類(奥谷喬司著)
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
干潟の絶滅危惧動物図鑑(日本ベントス学会編)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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