潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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小笠原で絶滅したと考えられていた鳥が見つかりました。
鳥の名は『ブライアンズ・シアウォーター』
 *和名は『オガサワラヒメミズナギドリ』提案されています。
もともと、ハワイ諸島近くのミッドウェー諸島で1963年に捕獲された標本から昨年、DNAの分析により新種として発表されました。
しかし、1990年初頭に生きた姿が確認されたの最後に絶滅したものと思われていました。
ところが、小笠原諸島の無人島から得られヒメミズナギドリとされていた標本を再調査したところ『ブライアンズ・シアウォーター』とDNAが一致したそうです。
とても嬉しい再発見です(=^ ^=)

繁殖期には海が荒れるため人が近寄りがたかったのが『ブライアンズ・シアウォーター』を生きながらえさせたといえます。
ミッドウェーから遠くはなれた世界遺産の地、東洋のガラパゴス『小笠原』
周辺の環境共々、
絶えないよう、守っていってほしいものです。




マリアナ海溝と並んで世界でも最も深い海溝の1つ、ケルマディック海溝でとんでもなく大きなヨコエビの仲間が見つかりました。
名はAlicella gigantea(Giant abyssal amphipod)

yokoebi.jpg

(NATIONALGEOGRAOHICより)

『ヨコエビ』と言っても同じ節足動物であってもエビの仲間(軟甲綱十脚目)ではなく、端脚目(軟甲綱)と呼ばれる仲間に属します。
この生物は陸上から淡水、深海にまで広く分布しますが通常大きくても数センチ。
海浜でよく観察できる、ヒメハマトビムシなんかは1cm程度です。
食性は雑食性でいわゆる『掃除屋さん』(スカベンジャー)です。
ところが今回発見された種は度肝を抜く28cm!
水深7000mもの深海から得られました。
(浅い場所では小型なものしか知られていないのに深海では大型の種が見つかる事はちょくちょくあります。)
これまでにもマリアナ海溝や日本海溝から得られているカイコウオオソコエビが知られますが大きさは4.5cm。
(http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/gallery/hyohon/index.html)
棲息水深は6000〜10290mの奈落の底にまで棲息します。

これらの生物は眼は退化していて、体に脂肪を貯める事によって高水圧に耐えるそうです。
でも、水揚げすると圧力、気温の変化でそれらの脂肪は溶け出してしまうそうです。

今回のヨコエビは掃除屋としては端脚目と双璧をなす等脚目(同じく軟甲綱)の巨人、同じ深海生物でとてもよく知られたダイオウグソクムシといい勝負ですね。
daiougusokumusi.jpg
(Wikipediaより)

ちょっと調査すれば新種が出てくる深海はまだまだ未知世界ですね。
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[ 2012/02/08 22:31 ] おしらせ | TB(1) | CM(0)
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