潮騒の宝箱

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検証してみた1

こんにちは^ ^

 kudamakiさんところでアコヤザラ、ハナザラの記事などでアコヤザラの分類的な位置が話題になり、私はアコヤザラはカラマツガイの仲間という情報を得ていて『カラマツガイの仲間』と言うコメントをしましたが少し不安があったため自身で検証してみることにしました。

 現在、アコヤザラを含んでいたRoya属(WEST & G. S. WEST, 1896)はカラマツガイ科のテリカラマツなどを含むWilliamia属(MONTEROSATO, 1884)の異名とされています。
ですが、依然、多くの文献やHPサイトではアコヤザラをニシキウズガイ科のチゴアシヤやハナザラと同属にしたり、所属不明としている場合もあります。
はて、どっちが本当なのだろう?
海洋生物分類サイトのWORMSではカラマツガイ科、ニシキウズガイ科の両方で紹介しています。
Williamia属とBroderipia属)

 よくわからないので自身で配列を集めて系統樹を作ってみることにしました。
時間がなかったので少し雑で細かい所はやや曖昧になってしまいましたが、大きな部分では問題ないと思います。(属の関係などが曖昧になっています。)
 *クリックすれば大きな画像がご覧頂けます。

ミトコンドリアDNAのシトクロムオキシダーゼサブユニットI (cytochrome c oxidase subunit I)遺伝子(COⅠもしくはCOX)の650bp前後の領域の塩基配列を利用して貝の系統解析してみます。
(分岐位置が左にあるほど分岐年代が古いです。=縁が遠い)


20140614.png

 ご覧の通り、カラマツガイとは全く縁がなくアコヤザラは従来の分類でほぼ問題ないという結果になりました。
ただし、ヒメアワビとは少し縁が遠くハナザラやチゴアシヤに近いようです。
(この場合、所属はBroderipia属になるのかな?)
kudamakiさんのブログではあやまったコメントをしてしまい申し訳なく思います。

なお、アシヤガマに形態の良く似たアシヤガイは全く縁が遠いことがご覧頂けると思います。


・使用したソフト
テキストエディット
seaview 4.3.0 手動でのアライメント編集(フリーソフト)
ClustalX 2.1 自動アライメントソフト(フリーソフト)
Njplot 2.3 系統樹作成(フリーソフト)

・データ
データベース(NCBI http://www.ncbi.nlm.nih.gov/)
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[ 2014/06/14 16:51 ] 豆知識 | TB(0) | CM(2)
(T_T)
こんばんは。
系統樹を見たら余計解らなくなりそうです。(笑)
年齢からくるものなのか、あまり頭の中に入らない気がしています。(゜_゜)
時間がかかりそうです。
[ 2014/06/14 20:46 ] [ 編集 ]
kudamakiさん、おはようございます。

ルマン24時間レース、ワールドカップ、セパ交流戦と多忙な休日を過ごしてます^ ^;
(本田のゴール凄かった!)

枝分かれが左にある程、縁が遠いってことになります。
例えば図で言えばカタツムリやウミウシなどの異鰓亜網と昔から原始腹足網と言われて来たニシキウズやスカシガイ、ミミガイなどとはかなり昔に分岐したことになります。(タイワンハマグリ、二枚貝との分岐年代がもっと古いことが分かると思います。)
枝分かれして、棒線が長い程、時間が経っているとも言えます。
ですから、カラマツとアコヤザラは全く縁がないと言えます。

思った以上にガセだったのの自分自身もやってみてびっくりしました^ ^;
お騒がせしました;
[ 2014/06/15 11:00 ] [ 編集 ]
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Author:Mozu
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