潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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ホネガイ

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Murex pecten LIGHTFOOT, 1786 ホネガイ
アクキガイ科 アクキガイ亜科 2003年11月 南部一本松港揚がり 田辺湾口 エビ刺し網 水深40m 121mm

模式産地:アンボイナ
分布:房総半島、紀伊半島、四国(土佐沖)、対馬海峡、奄美大島、沖縄県、フィリピン、
   オーストラリア(クイーンズランド州)、モーリシャス
   水深10〜50m 砂底、砂泥底

代表的な美しい貝ですが、和歌山ではやや泥深い所に珍しくありません。
大概の漁師さんは網から本種を外すのを嫌って、踏んづけて棘を折ってから外します。
漁師さんに頼んで丁寧に外してもらっておくのがベストですが……完全なものはとても少ないです。
(この標本も一見、完品のように見えますが殻頂の軸が少しずれています。)

西洋では『ビーナスの櫛』という美しい呼ばれ方をしていますが、日本では『骨貝』……捉え方の違いが面白いですね。
本種を軒先に吊るし『魔除け』とする場合もあるようです。
フィリピンなど南方に行くと殻全体が白っぽいものが増えます。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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