潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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アラオニムシロ

grande.jpg
Morum grande A. ADAMS, 1855 アラオニムシロガイ
ショクコウラ科 オニムシロガイ亜科  2009年3月 御坊市 名田町 下楠井港揚がり 名田町沖 ヒラメ刺し網 水深100m 60mm

模式産地:西太平洋
分布:伊豆半島、紀伊半島、四国(土佐沖)、九州西岸、東シナ海、台湾、フィリピン、インドネシア、
   オーストラリア(クイーンズランド州)
   水深100〜200m 砂礫底

図の標本はヒラメ刺し網に掛かったヤドカリ入りの死殻ですが同じヒラメ刺し網や底引き網が盛んだった頃には生殻も得られていたようです。
いずれにせよ、オニムシロ類は和歌山では少ない貝です。

形態で分けられていた頃には長い間、トウカムリ科に入れられていました。
軟体の解剖によってショクコウラに近縁なことが分かり、オニムシロガイ亜科が設立されて移されました。
オーストラリア南部にはショクコウラ類、Harpa属とオニムシロガイ類とのやや中間的な殻の特徴をもつAustroharpa属が知られます。
なお、ショクコウラ類との大きな違いはオニムシロガイ類には退化的ではありますがフタがあります。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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土佐でも死殻
私も以前土佐で採集したことがありますが、死殻のボロです。
背中側が綺麗なので、標本箱には背面を向けて入れています。
私の憶測ですが、この貝はどちらかというと、東シナ海の貝のような気がします。
九州方面では生貝が採れるようで、その産地の標本は持っています。
水深も南紀の刺し網の100mでは浅いようで、150mより深い場所に生息圏があるような気がしないでもありません。
生貝をこの手で採集してみたい貝の一つですね。
[ 2014/01/27 01:18 ] [ 編集 ]
きつきつぼさん、こんばんは。

以前、みなべで知り合った人はヒラメ刺し網で水深120m程から生貝を得たと言ってましたから、
いるのはいるみたいですよ。
ただ、岩礁周辺とか網にかけ難い所にいるのでしょうね。
私の推測ではコエボシなどと同じく岩礁間の貝殻の墓場的なところにいるのではないかと思ってます。
[ 2014/01/27 22:01 ] [ 編集 ]
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Author:Mozu
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