潮騒の宝箱

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コンボウコボレバケボリ

clava.jpg
Archivolva clava (HABE, 1991) コンボウコボレバケボリガイ
ウミウサギガイ科 2003年12月 印南漁港揚がり 切目崎沖 エビ刺し網 水深70m 9.5mm

模式産地:和歌山県 南部堺沖 水深70m
分布:紀伊半島、九州(大分県)、フィリピン、インドネシア、マレー半島、パプア・ニューギニア
   水深10〜100m タイマツトサカ科(クダヤギ属)、ネジレヤギ科(ウツロヤギ属)

私が知る限りでは和歌山からは数個体しか得られていない稀種で、模式標本となった個体は友人の不如帰さんが採集したものらしいです。(私は1個体しか採集していません。)
東南アジアではかなり浅い場所から得られており、国産の個体とは少し雰囲気が異なります。
ウミウサギガイ科の中ではかなり独特な雰囲気をもった種です。

自書『ウミウサギ-生きている海のジュエリー-』では従来通り、Dentiovula属の種として紹介していますがDNAによる類縁関係を比較する必要がありそうです。
Archivolva属の種として近年、インド・西太平洋を中心にいくつかの新種が発表されています。

参考文献:
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS(Guido T. Poppe著)
ウミウサギ -生きている海のジュエリー(飯野 剛・監修:高田良二・生態写真:高重 博)
The living Ovulidae(Felix Lorenz, Dirk Fehse著)
Catalogue and bibliography of the marine shell bearing mollusca of Japan(肥後俊一・Paul Callomon・後藤芳央 共著)
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Author:Mozu
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私の本
ウミウサギ 
-生きている海のジュエリー
コレクター目線とダイバー目線の両方からウミウサギの魅力を紹介した私の著書です。      ご覧頂ければ幸いです。    
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