潮騒の宝箱

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トガリカセン

cariniferoides.jpg
cariniferoides2.jpg
Babelomurex carineferoides (SHIKAMA, 1966) トガリカセンガイ
アクキガイ科 サンゴヤドリガイ亜科 2003年3月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深50m 33mm

模式産地:紀伊名田沖
分布:紀伊半島、四国(土佐沖)、九州西岸
   水深40~200m 岩礁、砂底

本種も和歌山県西岸のエビ刺し網を代表する貝で、私が港に通うようになって一番最初に手にした貝です。
(大好きな貝です。)
この地域以外からの産出は稀で特産種と言ってもいい程、普通に網に掛かって来ます。
棲息水深は前述のコセンジュ、カザリガンゼキと重なり、書籍に記載されているような深い所から私自身は得た事がありません。
カセンガイ系の種としては非常に近縁なstenospinus (KURODA, 1961) クチムラサキミズスイガイ、稀産種のlongispinosus (SUZUKI, 1972) オキナワカセンガイ、couturieri (JOUSSEAUME, 1898) オカグラカセンガイとともに最も浅所から見られる貝の1つです。

ちなみにPHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)の図版は本種ではありません。
非常に近い種、yamatoensis KOSUGE, 1986 ヤマトカセンガイかも知れません。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
ILLUSTRATED CATALOGUE of LATIAXIS and ITS RELATEDO GROUPS Family Cpralliophilidae(小菅貞男著)
Catalogue and bibliography of the marine shell bearing mollusca of Japan(肥後俊一・Paul Callomon・後藤芳央 共著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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