潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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サザエ

cornutus.jpg

Turbo cornutus LIGHTFOOT, 1786 サザエ
  Syn: japonicus REEVE, 1848(内湾無棘型)、siamea RÖDING, 1798
サザエ科 2003年10月 千葉県 外房大原沖 水深30m 151mm

模式産地:不詳(恐らく日本)
分布:北海道南部、房総半島、紀伊半島、瀬戸内海、日本海、九州南部、朝鮮半島
   潮間帯下部〜水深40m 岩礁

食用として広く知られるサザエですがヨーロッパなどでは日本を代表する名貝として重宝されます。
Turbo属としては珍しく本種は温帯に特化した種です。
紀伊半島では大島から東側、北部の湯浅以北では見られますが、黒潮の影響の強い南紀では非常に珍しく、長年、南部堺に通って1度だけ目にしただけでした。これは同じく温帯性の強いクロアワビ、メカイアワビ、マダカアワビにも共通します。
写真の標本はかなり大型の千葉県産のもので故大里氏から購入した個体です。
購入当時はフジツボ、カキ、コケムシや海草類がびっしり付着していて棘がどこにあるのか分からないような状態でした。(1つの生態系が成り立っているような状態でした。)
千葉県のサザエは大型になる事で有名で、西宮貝類館では更に数cm大きな個体が展示されていましたが、残念な事に心ない者に持ち去られてしまい今は見る事ができません。(あれは…凄く大きかった……)
棘の有無は遺伝性のものではなく環境に合わせた変異で、波の穏やかな所(内湾)では棘が発達しません。
褐藻類を好み、アワビ類と同じく、キクスズメやシマメノウフネが肛門近くの殻に付着します。

最近、中国大陸から台湾にかけて棲息するものはchinensis OZAWA & TOMIDA, 1995 ナンカイサザエという名が与えられ別種とされています。(沖縄からは化石として出土します。)
サザエと比べ小型(最大でも8cm程度)で棘の発達が弱く螺肋が細かいです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2013/10/06 01:43 ] 日本の貝 サザエ科 2 | TB(0) | CM(2)
非常に立派なサザエですね!
クリーニングも徹底されておりとても良い標本
[ 2017/03/18 14:49 ] [ 編集 ]
こんばんは、コメントありがとうございます^^

クリーニングしてない状態での入手でしたから大変でした。
フジツボ、海藻、コケムシ、海綿…1つの森みたいな感じででした。
大きいのでかなり時間がかかったのを思い出します。
でも、その時間が楽しいですよね。

PS、古い記事へのコメントも大歓迎です。
[ 2017/03/19 23:04 ] [ 編集 ]
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Author:Mozu
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