潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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ベニガイ

sieboldii.jpg

Pharaonella sieboldii (DESHAYES, 1855) ベニガイ
ニッコウガイ科 1978年5月 串本町 橋杭 38mm

模式産地:アジア
分布:津軽半島・下北半島、相模湾、三河湾、伊勢湾、和歌山県、日本海(新潟県、石川県、島根県)、四国、
   九州(福岡県、大分県、熊本県)、種子島、韓国
   湾口から外洋の潮間帯下部〜水深20m 砂底、細砂底、砂泥底

日本を代表する貝を選ぶなら私ならサザエと並んで本種を必ず推薦するでしょう。
同類はおおかた熱帯周辺に分布するのに対して本種は温帯に特化していて、日本のほぼ固有種といっても過言ではなく美しい種類です。

ありふれた貝だったのが現状はサクラガイよりも悪いかも知れません。
日本海側ではかなり生息地が保全されている場所が多いですが…。
この標本はkudamakiさんからの好意で頂いた古い貴重な和歌山県産標本です。
この標本が得られた橋杭はベニガイが得られる素晴らしい環境でしたが、何を考えてか大島に渡すための橋を水門のような形式にしたため新鮮な海水が流入しなくなった橋杭の採集地は壊滅しました。
観光が大きな産業であるはずなのに環境を破壊するとは信じられない行為です。
同じく北部の水軒浜も有名な採集地でしたが埋め立てられて消滅。
加太海岸も水質悪化のためか見る影もなく、本種を確認出来ることができなくなりました。
今、紀伊半島の西岸でこの貝を得られる場所はあるのかどうか…。
なくなったものは戻って来ません。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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過去の産物
今は採れなくなった貝の一つですね。
サクラガイの方は、細々といる所は確認していますが、ベニガイは未だに見つかりません。
どこかで生き延びていて欲しいものです。
この貝は半片を普通に拾えた頃が懐かしいです。
今の採集をすれば、もっとたくさんの貝に出会えたと思います。
[ 2013/10/01 20:31 ] [ 編集 ]
珍しいですね
 この種も和歌山(特に南紀方面)では本当に珍しくなりましたね。おっしゃる通り、南紀の西岸ではこの種が普通に打ちあがる海岸はほぼないかもしれませんね。あえて言うと、こちらでは台風の波が合った時に沖合に細々?と生息しているものがまれに離弁で打ちあがるぐらいです(そういえば、Mozuさんもオフ会の帰りに某海岸で採集されましたよね。)あとは、港湾浚渫の際の砂泥から古い個体のおこぼれを期待するぐらいですね。ダイミョウガイもしかりです。惜しいことですね。
 
 
 
[ 2013/10/01 20:32 ] [ 編集 ]
ベニガイ
私が小学生の頃、串本が田舎の同級生がいたのですが、夏休みの自由研究に串本の貝を沢山拾って持って来ていたのが羨ましかったのが懐かしいです。
その同級生は大島で拾ったって、ベニガイを沢山持っていていくつかもらったのですが…どこへいったやら。。。

あそこの浜は特殊ですよね。
南紀地域では珍しい、アズマニシキやオオモモノハナ、モモノハナが取れますもんね。
[ 2013/10/01 23:50 ] [ 編集 ]
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Author:Mozu
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