潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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ハリサザエ

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Bolma modesa (REEVE, 1861) ハリサザエ
サザエ科 サザエ亜科 2002年12月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深45m 53mm

模式産地:中国
分布:房総半島・能登半島、紀伊半島、四国、九州、東シナ海、中国、台湾
   水深20〜100m 岩礁、岩礫底

エビ刺し網では珍しくない貝でしたが刺し網の衰退で見る事が難しくなっています。
本属の貝は深い所に産する種が多いですが例外的に本種は比較的浅いところから見られます。

地中海には同じような浅所産の種にrugosa (LINNAEUS, 1767) アカフタカンスガイ(チリメンハリサザエ、サハラハリサザエ)があります。
(冷凍タコの解体所で手に入れた事があります。)

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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[ 2014/11/09 18:18 ] 和歌山の貝 サザエ科 | TB(0) | CM(0)

リンボウガイ

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Guildfordia triumphans (PHILIPPI, 1841) リンボウガイ
サザエ科 サザエ亜科 2006年3月 南部堺港揚がり 白浜沖 ヒラメ刺し網 水深100m 65mm(刺も含む)

模式産地:インドネシア
分布:房総半島・能登半島、相模湾、紀伊半島、四国、九州、東シナ海、インドネシア、オーストラリア
   水深100〜300m 砂底、砂礫底、貝殻底

400種目は日本貝類学会のシンボルにもなっているリンボウガイです。

昔、3月になると漁師さんはヒラメを狙うために深場に網を仕掛けるのですが同時にタカアシガニや珍しい貝がいっぱい掛かってきました。
リンボウガイは雑貝として漁労屑用の篭に山のように捨てられていたのを思い出します。
(漁師さんによっては食用としてたようです。)
こんな普通種でさえ現在は入手が難しくなりました。

貝を知らない人が描いた海辺のイラストには本種やホネガイなどがよく描かれていますが、通常浜辺にリンボウガイが打ち上ることはありません。
ただ、一本松漁港の近くの砂浜で恐らく海に捨てられたと思われるリンボウガイを拾った事があります。

本種は生時、スナギンチャク類に覆われています。
そのスナギンチャク類を餌とするEpitonium rimbogai MASAHITO & HABE, 1976 リンボウイトカケガイを見つける事があります。(リンボウとついていますがリンボウガイに寄生するわけではありません。)


参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/06/30 22:47 ] 和歌山の貝 サザエ科 | TB(0) | CM(2)

カンスガイ

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Bolma millegranosa KURODA & HABE, 1958 カンスガイ
  Syn: formosana SHIKAMA, 1977 タカサゴカンスガイ
サザエ科 サザエ亜科 1997年3月 南部堺港揚がり 白浜沖 ヒラメ刺し網 水深100m 34mm

模式産地:土佐湾
分布:紀伊半島、四国(土佐沖)、九州西岸、東シナ海、台湾、フィリピン
   水深100〜300m 岩礫底

本種以外にもguttata (A. ADAMS, 1864) キンウチカンスガイも確認されていますが本種と比べ彫刻は粗く、明るめの色彩ではっきりした模様があり、フタの中央は浅く窪むので区別出来ます。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/05/18 15:46 ] 和歌山の貝 サザエ科 | TB(0) | CM(0)

オカモトウズ

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Astralium okamotoi KURODA & HABE, 1961 オカモトウズガイ
サザエ科 サザエ亜科 
    2004年1月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深30m 18.5mm
    2003年3月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深40m 21.5mm

模式産地:和歌山県白浜町番所崎
分布:房総半島、紀伊半島、四国、九州南部、種子島、屋久島
   潮間帯〜水深40m 岩礁

本属の日本固有のとても美しい貝です。
紀伊半島ではそれほど珍しい貝ではなく、
時に打ち上げでも得られますが、通常は刺し網でやや深い所から揚がって来ます。
老成すると周辺に丸みを帯びます。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/05/08 22:38 ] 和歌山の貝 サザエ科 | TB(0) | CM(2)

サメハダカンス

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Bolma tamikoae (SHIKAMA, 1973) サメハダカンスガイ(タミコカンスガイ)
サザエ科 サザエ亜科 2005年3月 南部堺港揚がり 白浜沖 ヒラメ刺し網 水深120m 36mm

模式産地:尖閣諸島 魚釣島沖
分布:伊豆諸島、紀伊半島、四国(土佐沖)、九州、沖縄県、鳥島沖、東シナ海、フィリピン、南シナ海、
   インドネシア、オーストラリア
   水深120〜300m 岩礁、砂礫底

和歌山からの産出は極めて稀で、しかも得られた深度は従来知られてきた深度よりもずっと浅いです。
南アフリカには近縁種で本種よりも大型なtayloriana (E. A. SMITH, 1880) ダイオウサメハダカンスガイが知られており、学名が本種と混乱していることがありました。

今では見ることが難しくなりましたが昔は、刺し網は3月頃になると深場でヒラメを狙うようになり珍しい貝が揚がって来たものです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/03/06 23:57 ] 和歌山の貝 サザエ科 | TB(0) | CM(0)

タツマキサザエ

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Turbo reevei PHILIPPI, 1847 タツマキサザエ
サザエ科 サザエ亜科 
     1997年12月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深20m 66mm
     2006年11月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深20m 53mm

模式産地:不詳
分布:伊豆諸島、伊豆半島、紀伊半島、山口県北部、九州西岸、五島列島、奄美大島、沖縄県、フィリピン
   潮間帯下部〜水深30m 岩礁

フタがブローチのようで美しいです。
近似種、petholatus LINNAEUS, 1758 リュウテンサザエとはくびれが大きいこと、内唇が白くリュウテンのように黄色く色づかない、色彩変異にバリエーションがある点で異なります。
1番目の標本はかなり大きな個体です。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/02/11 00:12 ] 和歌山の貝 サザエ科 | TB(0) | CM(0)
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Mozu

Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

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ウミウサギ 
-生きている海のジュエリー
コレクター目線とダイバー目線の両方からウミウサギの魅力を紹介した私の著書です。      ご覧頂ければ幸いです。    
カテゴリ
ナショナルジオグラフィック
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