潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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ムラサキイガレイシ

morum.jpg
Drupa morum RÖDING, 1798 ムラサキイガレイシガイ
  Syn: horrida (LAMARCK, 1816)、violacea (SCHUMACHER, 1817)、globosa MÖRCH, 1852
アクキガイ科 レイシガイ亜科  2003年9月 串本町 潮岬 オゴクダ浜 水深2m 43mm

模式産地:東インド
分布:伊豆諸島、紀伊半島、四国、九州、奄美大島、沖縄県、フィリピン、
   オーストラリア(クイーンズランド州〜西オーストラリア)、紅海、ケニア、
   タンザニア、モーリシャス、マダガスカル
   潮間帯下部〜水深10m 岩礁

本種もかなり波当たりの強い岩礁に生息します。
とても美しいレイシの1つで大好きな貝の1つです。

南太平洋のものは別亜種、iodostoma (LESSON, 1840) マルムラサキイガレイシガイとして分けられています。
本種と異なり、棘が発達せず、黒い斑点ではなく色帯になるのが特徴です。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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シロクチキナレイシ

echinulata.jpg
Thais (Mancinella) echinulata (LAMARCK, 1818) シロクチキナレイシガイ
  Syn: lischkei KÜSTER, 1860、luteomarginata MONTROUZIER, 1861、mancinelloides BLAINVILLE, 1832
アクキガイ科 レイシガイ亜科  2013年8月 串本町 潮岬 オゴクダ浜 43mm

模式産地:不詳
分布:伊豆諸島、紀伊半島、四国、九州、奄美大島、沖縄県、小笠原諸島、フィリピン、タンザニア
   潮間帯下部〜水深10m 岩礁

かなり波当たりの強い岩礁に生息します。(同所的に産するキナレイシよりも更にその傾向が強いようです。)

*この標本は友人のftsさんからの頂き物です。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

タイワンレイシ

bufo.jpg
Purpura bufo (LAMARCK, 1822) タイワンレイシガイ
  Syn: bufonides VALENCIENNES, 1846、callosa LAMARCK, 1822、timida SCHUBERT & WAGNER, 1829
アクキガイ科 レイシガイ亜科  2002年8月 田辺湾 芳養 松原 潮間帯下部 48mm

模式産地:不詳
分布:紀伊半島、奄美大島、台湾、フィリピン、
   オーストラリア(クイーンズランド州〜西オーストラリア)、ソマリア、マダガスカル
   潮間帯下部 岩礁

最近、和歌山沿岸や御前崎にまで確認されるようになった貝ですが、私はこの貝は自然分布ではなく人為的な拡散だと思っています。
昔、テレビのニュースでどこの大学かは忘れましたが貝紫の研究のために岩礁に本種を放してるのを見た事があります。
自然拡散にしてはあまりに突飛過ぎ、その子孫が広まってしまっているのではないかと危惧しています。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

ヒロクチレイシ

lata.jpg
Thais (Mancinella) lata (KURODA, 1931) ヒロクチレイシガイ
アクキガイ科 レイシガイ亜科  2003年9月 串本町 潮岬 オゴクダ浜 打ち上げ 46mm

模式産地:屋久島
分布:紀伊半島、四国、九州、屋久島、沖縄県
   潮間帯下部〜水深10m 岩礁

オゴクダの打ち上げで少ない貝です。
かなり波辺りの強い岩礁にいるようです。

今まであまり気にしなかったのですが、この貝のオーサーは黒田博士でしかも日本固有種だったんですね。
調べないと気付かない事も多いとよくわかりました^ ^;

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

アカイガレイシ

rubusidaeus.jpg
Drupa rubusidaeus RÖDING, 1798 アカイガレイシガイ
  Syn: spathulifera (BLAINVILLE, 1832)、purpurata SCHUMACHER 1817、reeveana CROSSE, 1862
アクキガイ科 レイシガイ亜科 2012年7月 串本町 上浦 水深3m 35mm

模式産地:フィリピン ミンダナオ島 ダバオ
分布:紀伊半島、四国、九州南部、奄美大島、沖縄県、グアム、クック諸島、フィジー、ハワイ諸島、
   フィリピン、マレーシア、インドネシア、オーストラリア(クイーンズランド州〜西オーストラリア)、
   紅海、タンザニア、モーリシャス
   潮間帯下部〜水深10m 岩礁

前述のムラサキツノマタモドキと共にオフ会時に採集した標本です。
本種やイガレイシ類は潮通しが良く波当たりの強い切り立った岩礁に棲息します。
イガレイシ類は美しい種が多いです。
中部太平洋には本種に似たスリムでやや稀なspeciosa DUNKER, 1867が分布します。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

シロニシ

rapiformis.jpg
Rapana rapiformis (BORN, 1778) シロニシ
  Syn: bulbosa SOLANDER, 1817、volema RÖDING, 1798
アクキガイ科 レイシガイ亜科  2002年2月 南部堺港揚がり 田辺湾内 エビ刺し網 水深30m 84mm

模式産地:不詳
分布:紀伊半島、九州南部(鹿児島県)、奄美大島、沖縄県、フィリピン、ニューカレドニア、
   オーストラリア(クイーンズランド州〜西オーストラリア)、紅海、タンザニア、マガガスカル、
   モザンビーク、地中海(移入)
   潮間帯〜水深20m 砂泥底

大型のレイシガイ類です。

一時期、田辺湾の刺し網で見られましたがぱたっと見なくなりました。

地中海に移入しているようです。(スエズ運河から幼生が移った?)
このような大型の肉食系の貝類が今まで分布していなかった所に移入するということは既存の生態系にとって大きな脅威となり由々しき問題です。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

キナレイシ

mancinella.jpg
Thais (Mancinella) alouina RÖDING, 1798 キナレイシガイ
  Syn: mancinella LINNAEUS, 1758、aculeata LINK, 1807、pyrum DILLWYN, 1817
     gemmulata LAMARCK, 1816 、glacialis RÖDING, 1798

アクキガイ科 レイシガイ亜科  2002年7月 串本町 潮岬 オゴクダ浜 水深3m 49mm

模式産地:不詳
分布:伊豆諸島、紀伊半島、四国、九州西岸、奄美大島、沖縄県、フィリピン、
   オーストラリア(ニューサウスウェルズ、クイーンズランド〜西オーストラリア)、
   マスカリン諸島、紅海、ケニア、タンザニア、マダガスカル、モザンビーク
   潮間帯下部〜水深10m 岩礁

レイシガイ類の中で最も好きな種の1つで、和歌山産はかなり大型になり美しい貝です。(刺し網で得たもっと大型の標本があったのですが…行方不明)
初めて、堺の刺し網で得た時は感動したものですが、潮岬周辺で潜ればそんなに珍しい貝ではありません。
ただ、本種のいる場所はかなり潮が速く波当たりの強い所の場合が多いです。
本種と同所的にechinulata (LAMARCK, 1818) シロクチキナレイシガイやintermedia (KIENER, 1936) コイボテツレイシガイも見られます。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

ハナワレイシ

francolina.jpg
Nassa francolina (BRUGUIÈRE, 1789) ハナワレイシガイ
  Syn: serta BRUGUIÈRE, 1789 ムシロハナワレイシガイ
アクキガイ科 レイシガイ亜科 1999年8月 串本町 上浦 水深2m 45.5mm

模式産地:不詳
分布:伊豆諸島、紀伊半島、奄美大島、沖縄県、ハワイ諸島、フィジー、ピトケアン諸島、フィリピン、
   インドネシア、オーストラリア(ニューサウスウェルズ州、クイーンズランド州〜西オーストラリア)、
   マスカリン諸島、セーシェル諸島、サウジアラビア、紅海、タンザニア、モーリシャス、マダガスカル
   潮間帯下部〜水深10m 岩礁、転石下

潮岬周辺ではそれほど珍しい貝ではありません。
いがいがした形の多いレイシガイ類の中で本種は変わっています。
美しい貝だと思います。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

クリフレイシ

kyteistina.jpg
Reishia kyteistina (HOLTEN, 1803) クリフレイシガイ
  Syn: luteostoma (HOLTEN, 1803)、chusani EYDOUX & SOULEYET, 1852
アクキガイ科 レイシガイ亜科 2002年6月 白浜町 椿 見草崎 潮間帯下部 岩礁 33mm

模式産地:不詳
分布:北海道南部・男鹿半島、紀伊半島、瀬戸内海、四国、九州、中国大陸、東南アジア
   潮間帯下部〜水深10m 岩礁

外海の磯に珍しい貝ではありません。
bronni (DUNKER, 1860) レイシガイに似ますが結節が尖り、先が黒くなります。
外唇のやや内側にある歯はレイシガイよりも強いです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

レイシガイ

bronni.jpg
Reishia bronni (DUNKER, 1860) レイシガイ
アクキガイ科 レイシガイ亜科 2009年4月 串本町 上浦 潮間帯下部 43mm

模式産地:長崎
分布:北海道南部・男鹿半島、紀伊半島、瀬戸内海、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸
   潮間帯下部 岩礁

内湾から外海の磯に普通に産する代表的な貝ですが、大型のものはめっきり見なくなりました。
本種も有機スズの被害を受けている貝の1つだと思われます。
大型の個体は立派で良い貝だと思います。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
プロフィール

Mozu

Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

私の本
ウミウサギ 
-生きている海のジュエリー
コレクター目線とダイバー目線の両方からウミウサギの魅力を紹介した私の著書です。      ご覧頂ければ幸いです。    
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