潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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スジウズラ

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Tonna ampullacea (PHILIPPI, 1845) スジウズラガイ
ヤツシロガイ科 2002年12月 南部堺港揚がり 田辺湾内 エビ刺し網 水深30m 205mm

模式産地:不詳
分布:房総半島・山陰沖、紀伊半島、四国、九州、奄美大島、沖縄県、東シナ海、フィリピン
   水深10〜50m 細砂底

本種に使用されていたolearium LINNAEUS, 1758は現在、galea (LINNAEUS, 1758) オオミヤシロガイの異名となっています。
フィリピンなどから知られる本種(日本に産する個体)と思われる貝には上記の学名が使用されていて、オオミヤシロ自体は南アフリカ〜大西洋、地中海に分布する事になっています…はて?
見た感じでは両種は同種のように見えます。
また、フィリピンからzonata (GREEN, 1830)という貝も知られていますがこちらも同種に見えます。
この仲間はベリジャー幼生期間が長く分布が広い種が多いので全て同種ではないかと思います。
ですから実際、学名はgalea (LINNAEUS, 1758)を使用するのが正しいと思われます。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

ミヤシロガイ

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Tonna sulcosa (BORN, 1778) ミヤシロガイ
  Syn: fasciatum (MARTINI, 1777) 、diaphanus RÖDING, 1798、fasciatus (MARTINI, 1777)、
     varicosum PRESTON, 1910

ヤツシロガイ科 2006年11月 南部堺港揚がり 田辺湾内 エビ刺し網 水深30m 77mm

模式産地:不詳
分布:房総半島・山陰沖、紀伊半島、奄美大島、沖縄県、台湾、フィリピン、
   オーストラリア(クイーンズランド州)、紅海
   水深10〜50m 細砂底

本種は有名な貝のわりに生きたものを見る機会が少ないような気がします。
この仲間はナマコを好んで食べます。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

スクミウズラガイ

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Tonna canaliculata LINNAEUS, 1758 スクミウズラガイ
  Syn: cepa RÖDING, 1798、olearium (LINNAEUS, 1758)、marmoreum SCHRÖTER in MARTINI, 1788
    planicostata DODGE, 1956

ヤツシロガイ科 2005年1月 南部堺港揚がり 富田沖 エビ刺し網 水深20m 124mm

模式産地:不詳
分布:紀伊半島・山口県北部、奄美大島、沖縄県、フィリピン、ハワイ諸島、マスカリン諸島、セーシェル諸島、
   紅海、タンザニア、モーリシャス
   水深10〜50m 砂底、細砂礫底

和歌山ではかなり珍しい貝です。
殻は薄く、perdix (LINNAEUS, 1758) ウズラガイと比べて丸みが強いです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅰ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
プロフィール

Mozu

Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

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ウミウサギ 
-生きている海のジュエリー
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カテゴリ
ナショナルジオグラフィック
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