潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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ミルクイ

keenae.jpg
Tresus keenae KURODA & HABE in HABE & ITO, 1965 ミルクイガイ
バカガイ科 2015年7月 有田市 矢櫃 水深5m 83mm

模式産地:東京湾
分布:ロシア サハリン州(樺太)・北海道、日本海全域、東京湾、三河湾、紀伊半島、瀬戸内海、四国、九州、
   朝鮮半島
   潮間帯下部〜水深20m 礫泥底、泥底

本種は内湾の礫間の泥底に生息し、市場では『ミルガイ』『本ミル』『黒ミル』と呼ばれ寿司ネタなど高級食材として扱われていますが水質悪化や乱獲により生息数が激減しかなり貴重な貝になっています。
生時は太い水管を出し、その部分を食用とします。

同じく寿司ネタで『白ミル』と呼ばれている貝は全く異なるキヌマトイガイ科のPanopea generosa GOULD, 1850  ナミガイ(オキナノメンガイ・アメリカナミガイ)のことです。
また、北米には本種によく似たnuttallii (CONRAD, 1837) アメリカミルクイガイが生息しどちらも冷温帯から亜寒帯を中心に分布する仲間です。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著

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[ 2015/10/25 17:02 ] 和歌山の貝 バカガイ科 | TB(0) | CM(0)

リュウキュウバカガイ

maculata.jpg
Mactra maculata GMELIN, 1791 リュウキュウバカガイ
  Syn: nebulosa BORY de SAINT-VINCENT, 1827、reevei REEVE, 1854、setosa QUOY & QUIMARD, 1835、
     squalida LAMARCK, 1818

バカガイ科 2007年9月 白浜町 椿 見草崎 浚渫砂 41mm

模式産地:フィリピン
分布:紀伊半島、四国、九州、奄美大島、沖縄県、フィリピン、
   オーストラリア(クイーンズランド州〜北オーストラリア)
   潮間帯下部〜水深30m 細砂底

見草崎の小さな湾の地先から引き上げられた浚渫砂の中からの採集品で、和歌山では多くはない貝だと思います。(南西諸島では普通種)
この標本は@メダカラさんからの頂き物ですが、このあと私も実際に@メダカラさんに案内して頂き現地で採集しましたが和歌山県の他ではあまり見ない南方系の種が混ざっていました。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/10/18 18:49 ] 和歌山の貝 バカガイ科 | TB(0) | CM(0)

ベニハマグリ

ornata1.jpg
ornata2.jpg
Mactra achatina HOLTEN, 1802 ベニハマグリ
  Syn: ornata GRAY, 1837、maculosa LAMARCK, 1818、adspersa DUNKER, 1849
バカガイ科 2008年4月 南部堺港揚がり 田辺湾口 水深30m エビ刺し網 43mm
      2001年4月 南部堺港揚がり 田辺湾口 水深30m エビ刺し網 36mm

模式産地:不詳
分布:房総半島、紀伊半島、四国、九州北西岸、中国大陸、フィリピン、オーストラリア
   潮間帯下部〜水深60m 砂底、細砂底

本種はバカガイ科で最も美しい貝だと思います。
『バカガイ』と言う名は気の毒な和名ですが、もし本種が『ベニバカガイ』だったとしたらもっと残念なんでしょうね^ ^
東南アジアやオーストラリアにまで棲息しますが日本産は特に美しく大型で、ornata GRAY, 1837は国産formに与えられた異名です。
稀に黄色い個体があります。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅳ(GUIDO T. POPPE著
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2013/12/29 02:33 ] 和歌山の貝 バカガイ科 | TB(0) | CM(2)

ヒラカモジガイ

sieboldii2.jpg
Lutraria sieboldii DESHAYES in REEVE, 1854 ヒラカモジガイ
  Syn: radiata YOKOYAMA, 1920
バカガイ科 2009年10月 下津町 沖ノ島沖 マンガン漁 水深40m 75mm

模式産地:日本
分布:房総半島・男鹿半島、日本海、紀伊半島、瀬戸内海、四国、九州、東シナ海
   潮間帯下部〜水深100m 砂泥底

やや泥深い所を好み、あまり多くはない貝です。
maxima JONAS, 1844 オオトリガイほど大きくならずに反りが大きく、australis REEVE, 1854 カモジガイ(ミナミカモジガイ)とはふくらみが弱く殻頂が突出することで区別出来ます。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2013/12/12 23:14 ] 和歌山の貝 バカガイ科 | TB(0) | CM(0)
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Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

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ウミウサギ 
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ナショナルジオグラフィック
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