潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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ヒメアカガイ

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Anadara troscheli (DUNKER, 1882) ヒメアカガイ(シロクサルボウガイ)
フネガイ科 リュウキュウサルボウガイ亜科  2015年2月 白浜町藤島 打ち上げ 44mm

模式産地:日本
分布:陸奥湾・若狭湾、紀伊半島、愛媛県、高知県、九州(佐賀県、熊本県)、中国南部、ベトナム
   内湾 潮間帯下部 アマモ場の砂泥底

日本国内の他の多くの産地では1970年代に現生は消滅したと思われ、この標本も古いものが打ち上げられたと思われます。
(標本提供:@メダカラさん)
この種は同科のビョウブガイと同じく南シナ海と日本本土で隔離分布する種で、現在、田辺湾でも現存せず国内生息地は数カ所しかありません。

当地ではこの種は失われましたが、近縁の種で同様に南シナ海以南から知られる非常に興味深い種が近年、生貝で確認されています。
(種名は伏せさせて頂きます。)

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
干潟の絶滅危惧動物図鑑(日本ベントス学会編)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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[ 2015/12/13 16:35 ] 和歌山の貝 フネガイ科 | TB(0) | CM(0)

クマサカヤドリエガイ

xenophoricola.jpg
Xenophorarca xenophoricola (KURODA, 1930) クマサカヤドリエガイ
フネガイ科 フネガイ亜科 2007年12月 南部堺港揚がり 南部沖 水深150m 深海はえ縄 11mm

模式産地:紀伊及び大隅有明湾 水深241m
     *良くわからない模式産地です。
分布:駿河湾、紀伊半島、四国(土佐沖)、九州西岸
   水深50〜500m 岩礫底、砂礫底、クマサカガイに付着

深海はえ縄に掛かってきたクマサカガイの殻表面の付着させた貝の隙間に着いていました。

近縁種は海底洞窟の砂の中などから得られています。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2015/05/10 16:22 ] 和歌山の貝 フネガイ科 | TB(0) | CM(0)

ハゴロモガイ

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Anadara tricenicosta NYST, 1847 ハゴロモガイ(ヒリッピサルボウガイ)
  Syn: radiata REEVE,1844、philippiana DUNKER, 1882
フネガイ科 リュウキュウサルボウガイ亜科
 1999年3月 南部堺港揚がり 田辺湾内 エビ刺し網 水深30m 67mm

模式産地:シナ海
分布:房総半島・能登半島、紀伊半島、四国、九州、奄美大島、沖縄県、東シナ海、台湾、インドネシア
   水深10〜60m 細砂底、細砂泥底

この仲間(サルボウ類)の中では均整がとれていて最も好きな貝です。

通常、日本の文献で本種に当てられているferruginea (REEVE, 1844)は異なる種のようです。
サルボウ類はいくつかの属に分けられていましたが現在はAnadara属にまとめられる事が多いです。

田辺湾からは既に絶滅したようですが稀少種、troscheli (DUNKER, 1882) ヒメアカガイの記録があります。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2015/05/10 16:09 ] 和歌山の貝 フネガイ科 | TB(0) | CM(0)

フネガイ

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Arca patriarchalis RÖDING, 1798 フネガイ
  Syn: arabica PHILIPPI, 1847 ネジアサリ、krausii KRAUS, 1848、ocellata REEVE, 1844、
     acuminata subnormalis PILSBRY, 1895、maculata SOWERBY, 1833、
     avellana LAMARCK, 1819、cunealis REEVE, 1844、bicarinata G. B. SOWERBY III, 1901、
     retusa LAMARCK, 1819、aladdin IREDALE, 1939、terebra IREDALE, 1939

フネガイ科 フネガイ亜科 2007年1月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深20m 26mm

模式産地:不詳
分布:北海道南部・男鹿半島、津軽半島、紀伊半島、フィリピン、オーストラリア(クイーンズランド州)、
   紅海、タンザニア、マダガスカル
   潮間帯下部〜水深20m 岩礁、岩礫に付着

岩礫のくぼみにしっかりはまって足糸で付着し、取り出すのに苦労します;

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2015/01/02 17:01 ] 和歌山の貝 フネガイ科 | TB(0) | CM(0)

アカフクマサカヤドリ

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rubrotincta2.jpg
Deltaodon rubrotincta KURODA & HABE, 1958 アカフクマサカヤドリエガイ
フネガイ科 フネガイ亜科 2009年2月 南部堺港揚がり 南部沖 水深200m 深海はえ縄 8mm

模式産地:豊後水道 水深110m 粗砂・貝殻底
分布:紀伊半島、四国(土佐沖)、九州、宮古島、東シナ海
   水深100〜200m 岩礫底

この標本はXenophora pallidula (REEVE, 1842) クマサカガイの殻上の付着物間に着いていました。
同様にXenophorarca xenophoricola (KURODA, 1930) クマサカヤドリエガイも得られます。

両種ともBentharca属に含められてましたが、現在はそれぞれ新設された別属に移されています。

参考文献:
続原色日本貝類図鑑(波部忠重著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/05/06 18:10 ] 和歌山の貝 フネガイ科 | TB(0) | CM(0)

ハブタエエガイ

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Calloarca tenella (REEVE, 1844) ハブタエエガイ
  Syn: mollis DUNKER, 1867、hua DALL, BARTSCH & REHDER, 1938
フネガイ科 フネガイ亜科 2008年7月 串本町 上浦 水深2m 転石下 22mm

模式産地:不詳
分布:紀伊半島・九州西岸、奄美大島、沖縄県、フィリピン、紅海、タンザニア、マダガスカル
   潮間帯下部〜水深20m 岩礫底

オフ会時に採集した標本です。
死サンゴの下などに珍しくありません。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/04/24 23:50 ] 和歌山の貝 フネガイ科 | TB(0) | CM(2)

オオハナエガイ

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Barbatia hachijoensis HATAI, NIINO & KOTAKA in NIINO, 1952 オオハナエガイ
フネガイ科 フネガイ亜科 2007年3月 南部堺港揚がり 岩代沖 ヒラメ刺し網 水深100m 26mm

模式産地:八丈島沖 水深115m
分布:相模湾・伊豆諸島、紀伊半島、四国、九州
   水深50〜200m 岩礁 

深場の網に掛かった岩礫に付着していました。
殻皮が印象的な貝です。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
相模湾産貝類(解説:黒田徳米・波部忠重・大山 桂)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/01/06 23:12 ] 和歌山の貝 フネガイ科 | TB(0) | CM(0)

キカイサルボウ

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Anadara kikaizimana (NOMURA & ZINBO, 1934) キカイサルボウガイ
フネガイ科 リュウキュウサルボウガイ亜科  
  2003年3月 南部堺港揚がり 岩代沖 ヒラメ刺し網 水深100m 40mm

模式産地:喜界島(化石)
分布:遠州灘、紀伊半島、四国(沖ノ島)、九州、喜界島、久米島、フィリピン、オーストラリア北部
   水深80〜120m 砂底、細砂底

深場のヒラメ刺し網の漁労屑にたまにLima zushiensis YOKOYAMA, 1920 モクハチミノガイと共に見られましたが、両種とも生きたものは同地では確認した事がありません。(古い地層から流出した化石の可能性も高いです。)
南西諸島などでは生きたものが得られるようですが、文献に載っているような浅所の貝ではありません。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2013/11/23 13:55 ] 和歌山の貝 フネガイ科 | TB(0) | CM(0)
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Mozu

Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

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ウミウサギ 
-生きている海のジュエリー
コレクター目線とダイバー目線の両方からウミウサギの魅力を紹介した私の著書です。      ご覧頂ければ幸いです。    
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