潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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Eratoena gemma (BAVAY, 1917)

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Cypraeerato gemma (BAVAY, 1917)
シラタマガイ科 2007年3月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深30m 4mm

模式産地:不詳
分布:紀伊半島、フィリピン
   水深30〜80m

最初はsulcifera SOWERBY Ⅱ, 1832 ザクロガイモドキだと思っていましたが上記の種のような気がします。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅰ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

マシロザクロ

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Protoerato pura (KURODA & HABE, in KURODA, HABE & OYAMA, 1971) マシロザクロガイ
シラタマガイ科 2001年11月 南部堺港揚がり 切目崎沖 水深80m エビ刺し網 7mm

模式産地:相模湾
分布:相模湾・若狭湾、紀伊半島、四国、九州、奄美大島、沖縄県
   水深50〜300m 砂底

この種は純白で色帯が全くでないので他種と区別できます。
学名は『純粋な』『奇麗な』と言う意味で、純白で艶やかな美しい種です。
また、他種と異なりかなり深いところに生息します。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

シンザクロ

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Protoerato tomlini SCHILDER, 1933 シンザクロガイ
シラタマガイ科 2004年3月 南部一本松港揚がり 田辺湾口 エビ刺し網 水深30m 4mm

模式産地:日本
分布:房総半島、紀伊半島、四国、山口県北部、九州、奄美大島、沖縄県
   水深10〜50m 砂底

ザクロガイとの区別は難しいですが、本種の方がずっと小型で細身で肩の張りも強く、
褐色斑を区切る白帯も明瞭ではありません。

本種で和歌山産の貝類の紹介はやっと500種目になります。
これからもよろしくお願い致します。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

ザクロガイ

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callosa1.jpg
Protoerato callosa (A. ADAMS & REEVE, 1850) ザクロガイ
シラタマガイ科
 2004年5月 南部一本松港揚がり 田辺湾口 エビ刺し網 水深20m 6.5mm
 2003年2月 南部一本松港揚がり 切目崎沖 エビ刺し網 水深60m 5.5mm

模式産地:朝鮮半島南部
分布:三陸沿岸・男鹿半島、紀伊半島、瀬戸内海、四国、九州、奄美大島、沖縄県、韓国
   潮間帯下部〜水深20m 岩礁

この仲間はウミウサギ類とは異なり、群体性のホヤを食べます。
この性質はシラタマガイ類やハナヅトガイ科と同じです。
海岸の打ち上げや浚渫用の砂の中から容易に見つかりますが、生きたものは意外と見つけ難いです。
小さな頃、生コン会社の砂山で本種を見つけてタカラガイの仲間だと思い込んでいたのが懐かしいです。

ザクロガイの仲間は分類が意外と進んでおらず、近年も新種が見つかっています。
下の方の図は深所から採集したもので、もしかしたら別種かも知れませんが良くわかりません。
オーストラリアのlachryma (SOWERBY Ⅱ , 1832)によく似ていますが、この種は殻頂部も色づきます。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

サガミシラタマガイ

sagamiensis.jpg
Trivellona sagamiensis KURODA & HABE in KURODA, HABE & OYAMA, 1971 サガミシラタマガイ
シラタマガイ科 1998年2月 串本町 潮岬沖 水深100m ドレッジ採集 6.5mm

模式産地:相模湾
分布:相模湾、駿河湾、紀伊半島、四国(土佐沖)、若狭湾、山口県北部
   水深50〜300m 砂底

この標本はkudamakiさんからのもので深所からドレッジで得られました。
本属は日本からフィリピン、南アフリカに大型の種を含みますが本種はその中でも小型な貝です。
フィリピンから知られるabyssicola (SCHEPMAN, 1909)とは同種の可能性があり、その場合、上記の学名はシノニムとなります。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
Catalogue and bibliography of the marine shell bearing mollusca of Japan(肥後俊一・Paul Callomon・後藤芳央 共著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅰ(GUIDO T. POPPE著)
相模湾産貝類(生物学御研究所編、黒田徳米・波部忠重・大山 桂解説)
プロフィール

Mozu

Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

私の本
ウミウサギ 
-生きている海のジュエリー
コレクター目線とダイバー目線の両方からウミウサギの魅力を紹介した私の著書です。      ご覧頂ければ幸いです。    
カテゴリ
ナショナルジオグラフィック
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