潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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コウシスソキレ

fujitai2.jpg
Variegemarginula fujitai (HABE, 1953) コウシスソキレガイ
スカシガイ科 2015年7月 有田市沖 紀伊水道 トロール漁 水深200m 19mm

模式産地:千葉県 館山沖
分布:房総半島・福井県沖、紀伊半島、四国、九州
   水深80〜250m 砂泥底

大型で立派な日本を代表するスソキレガイの仲間です。

Emarginula属のスリットが短く、殻高の高い種は上記の属に移されているようです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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スソキレガイ

crassicostata.jpg
Emarginula scrassicostata (SOWERBY, 1863) スソキレガイ
スカシガイ科 2014年7月 串本町 上浦 打ち上げ 7.2mm

模式産地:不詳
分布:房総半島・山形県北部、紀伊半島、瀬戸内海、四国、九州
   潮間帯下部〜水深75m 岩礫地

瀬戸内海の浚渫用の砂からも見つかり、珍しいものではないようです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

ススイロスソキレ

variegata.jpg
Variegemarginula variegata (A. ADAMS, 1852) ススイロスソキレガイ
スカシガイ科 2014年7月 串本町 上浦 打ち上げ 4.5mm

模式産地:フィリピン
分布:紀伊半島、九州、奄美大島、沖縄県、フィリピン
   潮間帯下部 転石や小石に付着

当地ではどの程度の頻度で見られるかは知りませんが、これを採集した時は同程度の大きさの個体が砂から沢山見つかりました。
近年、本種は近縁種のpunctata A. ADAMS, 1852 コモンスソキレガイと共にEmarginula属から本属に移されています。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

ヤブレガサ

pelex.jpg
Cranopsis pelex A. ADAMS, 1860 ヤブレガサガイ
スカシガイ科 2009年3月 由良町 白崎沖 マンガン漁 水深60m 5mm

模式産地:山口県 見島 126m
分布:房総半島・青森県、紀伊半島、四国、山口県、九州、対馬海峡、東シナ海
   水深50〜350m 砂貝殻底

穴に連なる溝が裂けたように殻頂まで続くのが特徴です。
小型底引きで得られた砂の中から見つけました。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
Catalogue and bibliography of the marine shell bearing mollusca of Japan(肥後俊一・Paul Callomon・後藤芳央 共著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

Emarginula sp.2

Emarginulasp2.jpg
Emarginula sp.2
スカシガイ科 2005年3月 南部堺港揚がり 白浜沖 ヒラメ刺し網 水深120m 6mm

これもまた名前の分からないスソキレガイの仲間です。
ヒラメ刺し網に掛かった深い場所の漁労屑に入っていたイシカイメン類の上に付着してました。
このカイメンは漁師さん達は"カップ"と呼び、優勝トロフィーの様な形をしていてその中央に稀にニッポンダカラなどが付着して揚がって来るそうです。
良く知られている種にヨツウデデスマカイメン科のDiscodermia calyx DÖDERLEIN, 1884 チョコガタイシカイメンがあります。(石と言う通りかなり堅いカイメン類です。)

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)

Emarginula sp.1 コケイロスソキレ(仮称)

Emarginulasp1.jpg
Emarginula sp.1 コケイロスソキレガイ(仮称)
スカシガイ科 2009年2月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深60m 5mm

PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME ⅠのPL. 8でmaculata SOWERBY, 1866 ダンダラスソキレガイとして紹介されている貝と同種と思われ、ダンダラスソキレとは殻頂の位置や殻表、色彩などが異なり別種だと思われます。
苔色をした奇麗で特徴的な種なんですが今の所、該当種が見つからない不明種です。
スソキレの仲間は本当に難しいです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅰ(GUIDO T. POPPE著)

aff. サツマスソキレ

imaizumi.jpg
Emarginula aff. imaizumi DALL, 1926 サツマスソキレガイ
スカシガイ科 1977年2月 南部堺港揚がり 南部沖? エビ刺し網? 15mm

模式産地:鹿児島湾 指宿市今和泉(喜入町) 水深100m
分布:相模湾、紀伊半島、四国、九州(鹿児島県)
   水深65〜100m 岩礫底

友人に"サツマスソキレ"として譲って頂きましたが、色々な文献に載っているサツマスソキレを見るともう少し大型で色合いは灰褐色で殻の外縁付近に暗色班が出ます。
この標本の色合いは薄灰緑色で模様は放射状で大きさもずっと小型です。
またスリットはサツマスソキレでは短いのに対してこの標本では比較的長いです。
ですが、他に該当種がなくaff.としました。

とても立派で奇麗な貝なんですが…スソキレは難しいですね。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
相模湾産貝類(生物学御研究所編、黒田徳米・波部忠重・大山 桂解説
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

テンガイガイ

quadriradiatus.jpg
Diodora quadriradiatus (REEVE, 1850) テンガイガイ
  Syn: ticaonica REEVE, 1850
スカシガイ科  2009年3月 白浜町 富田 大間磯 潮間帯 15mm

模式産地:不詳
分布:房総半島・能登半島、紀伊半島、瀬戸内海、沖縄県、フィリピン、
   オーストラリア(ニューサウスウェルズ州〜北オーストラリア、西オーストラリア)、タンザニア
   潮間帯下部〜水深30m 砂礫底、転石下

転石地の転石下にいました。
オゴクダの打ち上げや、瀬戸内海などの浚渫用のサンドポンプの貝砂の中からも得られます。
珍しい貝ではありませんがmus (REEVE, 1850) アサテンガイガイほどは多くありません。
抹茶色の放射帯がなかなか奇麗な貝です。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅰ(GUIDO T. POPPE著)
沖縄の海の貝・陸の貝(久保弘文・黒住耐二共著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

ミカヅキテンガイ

semilunata.jpg
Diodora semilunata HABE, 1953 ミカヅキテンガイガイ
スカシガイ科  2001年11月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 漁労屑 水深20m 6.5mm

模式産地:沖縄県
分布:紀伊半島(潮岬、南部)、奄美大島、沖縄県
   潮間帯〜水深20m 岩礫底

網に掛かったイシサンゴ類の裏側に付着していました。
この貝はオゴクダでも打ち上げ採集しています。
テンガイとは『天蓋』と書くので、和名はテンガイガイ(天蓋貝)とするのが正しいように思えます。
Diodora属は日本からは数種しか知られていませんが、世界の暖海から多くの種が知られています。
本種はその中でとても小さな貝です。(恐らく日本特産?)
和名は側面から見ると反っているからついたのでしょう。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
プロフィール

Mozu

Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

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ウミウサギ 
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ナショナルジオグラフィック
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