潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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オオジュドウマクラ

sericea.jpg
Oliva sericea (RÖDING, 1798) オオジュドウマクラガイ
マクラガイ科 2005年3月 南部堺港揚がり 岩代沖 はえ縄漁 水深40m 62mm

模式産地:アジア
分布:紀伊半島、奄美大島、沖縄県、フィリピン、マレーシア、フィジー、パプアニューギニア、スリランカ、
   タンザニア、モーリシャス
   潮間帯下部〜水深40m 砂底

恐らくこれを得たときはこの標本が和歌山産の初記録だったと思います。

当地ではminiacea RÖDING, 1798 ジュドウマクラガイは本種よりも大型になり逆転してしまっています。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
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マクラガイ

mustelina.jpg
Oliva mustelina LAMARCK, 1811 マクラガイ
マクラガイ科 2005年12月 南部堺港揚がり 岩代沖 はえ縄漁 水深20m 31mm

模式産地:不詳
分布:房総半島・男鹿半島、紀伊半島、四国、九州、奄美大島、沖縄県、中国南部、フィリピン、フィジー、
   ボルネオ、タイ、オーストラリア(クイーンズランド州)、イエメン、マダガスカル
   水深5〜30m 砂底、細砂底

マクラガイの仲間では国産種で最も温帯に適応したおなじみの種です。
このようなサイズの種がはえなわの針に食いついてくるのはびっくりですね。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

タカサゴビナ

intricata.jpg
Oliva mantichora DUCLOS, 1835 タカサゴビナ
  Syn: intricata DAUTZENBERG, 1927
マクラガイ科 2004年3月 南部堺港揚がり 岩代沖 はえ縄漁 水深40m 40mm

模式産地:不詳
分布:紀伊半島、奄美大島、沖縄県、台湾、フィリピン、インドネシア
   潮間帯下部〜水深20m 砂底

本種は多くの日本の図鑑では奄美大島以南という分布になっています。
紀伊半島からは模様が少ないannulata GMELIN, 1789 サツマビナが知られているようですが私は見た事がなく本種は何度も確認しています。
本種とサツマビナとは模様以外、何が違うのか良くわかりません。
サツマビナの1型とするのが正しいのかも知れません。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

エミマクラ

lacanientai.jpg
Oliva lacanientai GREIFENEDER & BLOCHERR, 1985 エミマクラガイ
マクラガイ科 2005年4月 南部堺港揚がり 白浜沖 ヒラメ刺し網 水深100m 9.5mm

模式産地:フィリピン?
分布:伊豆半島、紀伊半島、沖縄県、東シナ海、小笠原諸島、フィリピン
   水深70〜130m 砂底

他の浅海を生息場所とするマクラガイ属の多くの種と異なり本種の生息震度は深いです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅱ(GUIDO T. POPPE著)

ヌメリマクラ

irisans.jpg
Oliva irisans LAMARCK, 1811 ヌメリマクラガイ
  Syn: concinna MARRATT, 1871、cryptospira FORD, 1891
マクラガイ科 2007年3月 南部堺港揚がり 岩代沖 はえ縄漁 水深40m 49mm

模式産地:不詳
分布:紀伊半島、九州南部、奄美大島、沖縄県、フィリピン、インドネシア、オーストラリア北部
   潮間帯下部〜水深40m 砂底

前に紹介したクチジロマクラと同じ日に入手した標本です。
こちらの方が見る機会が多い種ですが、ジュドウマクラなどと比べると遥かに少ないです。
マクラガイの仲間はタカラガイと同様に光沢と模様の美しさからformに名前がついているものが多く人気があります。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅰ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

クチジロマクラ

hirasei2.jpg
Oliva hirasei KIRA, 1959 クチジロマクラガイ
マクラガイ科 2007年3月 南部堺港揚がり 岩代沖 はえ縄漁 水深40m 41mm

模式産地:沖縄
分布:紀伊半島、四国、九州、奄美大島、沖縄県、台湾、フィリピン、インドネシア
   潮間帯下部〜水深40m 砂底

この標本が得られたみなべ町岩代は様々なマクラガイがはえ縄漁によって得られます。
一番多いのはminiacea RÖDING, 1798 ジュドウマクラガイ、mustelina LAMARCK, 1811 マクラガイ、irisans LAMARCK, 1811 ヌメリマクラガイ、intricata DAUTZENBERG, 1927 タカサゴビナなど…
きっとマクラガイ類にとって棲みやすい奇麗な砂底が海底にあるのでしょう。
その中でも本種はsericea RÖDING, 1798 オオジュドウマクラガイほどではないですがかなり珍しいものの1つです。
ちなみにこの浅所のはえ縄漁はクエやカサゴ類を狙った漁です。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅰ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
プロフィール

Mozu

Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

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ウミウサギ 
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コレクター目線とダイバー目線の両方からウミウサギの魅力を紹介した私の著書です。      ご覧頂ければ幸いです。    
カテゴリ
ナショナルジオグラフィック
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