潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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ザルガイ

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Acrosterigma burchardi (DUNKER, 1877) ザルガイ
ザルガイ科 ザルガイ亜科 2001年11月 南部堺港揚がり 田辺湾内 エビ刺し網 水深20m 74mm

模式産地:相模湾
分布:房総半島・男鹿半島、紀伊半島、四国、九州
   潮間帯下部〜水深20m 砂底、砂泥底

小さい頃から何故か大好きな貝でした。
外洋向けの解放内湾の浅くやや泥深い海域から得られることが多いです。
日本固有種のようです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/12/21 23:19 ] 和歌山の貝 ザルガイ科 | TB(0) | CM(5)

Acrosterigma dianthinum (MELVILL & STANDEN, 1899)

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Acrosterigma dianthinum (MELVILL & STANDEN, 1899)
ザルガイ科 ザルガイ亜科 2014年7月 串本町 上浦 打ち上げ 8mm

模式産地:不詳
分布:紀伊半島、フィリピン、インドネシア、オーストラリア
   水深2〜14m 砂底

上浦から持ち帰った砂の中から見つけました。
日本近海からの正式な記録の無い種です。
最大でも14mm前後までで、模式産地はどうやらオーストラリアのようですが詳しい事は分かりません。

参考文献:
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅳ(GUIDO T. POPPE著)
BIVALVES of AUSTRALIA Vol.1(KEVIN KAMPRELL・THORA WHITEHEAD著)
[ 2014/09/28 00:33 ] 和歌山の貝 ザルガイ科 | TB(0) | CM(0)

ベニバトガイ

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Afrocardium richardi (AUDOUIN, 1826) ベニバトガイ
  Syn: carditaeforme REEVE, 1845、arabicus ISSEL, 1869、skeeti HEDLEY, 1906、
     crenelloides (MELVILL, 1909)、roseolum MELVILL, 1909、rubescens E. A. SMITH, 1911、
     euglyptum G. B. SOWERBY III, 1914、ebranum YOKOYAMA, 1927

ザルガイ科 ORTHOCARDIINAE亜科 1997年3月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深30m 5.5mm

模式産地:紅海(エジプト)
分布:房総半島・能登半島、伊豆半島、紀伊半島、四国、九州、フィリピン、
   オーストラリア(クイーンズランド州)、紅海
   潮間帯下部〜水深50m 砂礫底、砂底

とても可愛らしい貝です。
私が採集したものは刺し網にかかった礫の裏側に付着していました。
これを考えると本当にザルガイの仲間なのだろうか?って思ってしまいます。
小学生の頃、加太の海岸でも比較的大きな半片を拾ったことがあります。

現在、近海産図鑑に使用されている学名ebranum YOKOYAMA, 1927は異名になっていますが模式標本を見る限り、エジプトの貝は同種で正しいようです。
地中海やヨーロッパにも産するとされていますが、図を見る限りは全く別種でトマヤガイ科の種のようです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅳ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/09/28 00:16 ] 和歌山の貝 ザルガイ科 | TB(0) | CM(0)

アサヒザルガイ

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Frigidocardium eos KURODA, 1929) アサヒザルガイ
ザルガイ科 キンギョガイ亜科  2010年6月 日高町 日ノ岬沖 水深70m マンガン漁 18mm

模式産地:紀伊
分布:房総半島・新潟沖、若狭湾、紀伊半島、四国、九州、東シナ海、フィリピン、インドネシア、
   ニューギニア、オーストラリア北西岸、ペルシャ湾
   水深30〜200m 砂泥底

皆さん、あけましておめでとうございます。
本年もどうかよろしくお願い致します。
気がむくままに、気がむいた種を紹介して行くマイペースなブログですが、
これからもよろしくお願い致します。

もっと良い状態の個体は朝日のような放射模様が出ます。
近海産のtorresi (E. A. SMITH, 1885) という学名はどうやら別物のようです。
以前は本種と混同されていたフィリピンから知られているやや大型で派手な色彩のものは近年、別種として記載されました。(下図)

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Frigidocardium iris HUBER & ter POORTEN, 2007
ザルガイ科 キンギョガイ亜科  2003年11月 フィリピン ボホール 水深100m ドレッジ 24mm


参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
Catalogue and bibliography of the marine shell bearing mollusca of Japan(肥後俊一・Paul Callomon・後藤芳央 共著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅳ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/01/02 14:28 ] 和歌山の貝 ザルガイ科 | TB(0) | CM(3)

キンギョガイ

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Nemocardium bechei (REEVE, 1847) キンギョガイ
ザルガイ科 キンギョガイ亜科  2001年12月 印南漁港揚がり、切目崎沖 エビ刺し網 水深40m 65mm

模式産地:フィリピン
分布:房総半島、紀伊半島、四国(土佐沖)、山口県北部、九州西岸、韓国、フィリピン、オーストラリア北部
   水深10〜70m 砂底

漁港に通いだした頃はエビ刺し網に掛かった本種を漁師さんが木箱や発泡スチロールの箱にいっぱい持っていたものです。
いつ頃からだったでしょうか、本種はほとんど見る事が出来なくなりました。。
近年、貝だけでなく漁師さんが狙う魚やエビも色々な要因で激減し、漁港はとても寂しくなりました。
『あにぃ、金魚はいらんか?』
懐かしいですね。。戻るなら戻って欲しいです。
この貝は私の最も好きな二枚貝の1つです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅳ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2013/11/19 23:59 ] 和歌山の貝 ザルガイ科 | TB(0) | CM(9)

シモオキザル

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Frigidocardium exasperatum (SOWERBY, 1841) シモオキザルガイ
ザルガイ科 キンギョガイ亜科  2009年3月 日高町 日ノ岬沖 水深80m マンガン漁 25mm

模式産地:不詳
分布:紀伊半島、四国、九州西岸、台湾、インドネシア
   水深50〜100m 細砂底

この個体は本種としては特大の個体です。
色合いは地味ですが表面の彫刻がとても美しい貝です。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
Catalogue and bibliography of the marine shell bearing mollusca of Japan(肥後俊一・Paul Callomon・後藤芳央 共著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2013/11/10 15:51 ] 和歌山の貝 ザルガイ科 | TB(0) | CM(0)

マダラチゴトリ

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Fulvia (Laevifulvia) undatopicta (PILSBRY, 1904) マダラチゴトリガイ
  Syn: = stigmaticum PILSBRY, 1904
ザルガイ科 マクラザルガイ亜科 2009年3月 日高町 日ノ岬沖 水深80m マンガン漁 17mm

模式産地:長崎県平戸
分布:房総半島・男鹿半島、日本海、紀伊半島、四国、瀬戸内海、九州西岸、フィリピン、紅海、
   南アフリカ
   潮下帯〜水深100m 砂底、砂泥底 

前2種と比べて殻は更に小型で薄質、表面は赤みを帯びた模様があり、殻頂部の赤みが強く周辺に向かって黄色味を帯び、模様は内側から透けて見えます。
トリガイの幼貝に似ていますが本種は湾口部よりも更に外側の海域の低質も泥よりも砂質を好みます。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅲ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2013/09/18 00:57 ] 和歌山の貝 ザルガイ科 | TB(0) | CM(0)

ボタンガイ

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Fulvia australis (SOWERBY II, 1841) ボタンガイ
  Syn: pulchrum REEVE, 1845
ザルガイ科 マクラザルガイ亜科 2008年7月 串本町 高富 オレンジハウス前 水深10m 32mm

模式産地:オーストラリア
分布:紀伊半島・男鹿半島、日本海、四国、九州(熊本県)、フィリピン、バヌアツ、ソロモン諸島、
   パプア・ニューギニア、オーストラリア(クイーンズランド州)、紅海(エジプト)、モザンビーク
   潮下帯〜水深30m 砂泥底 

トリガイに似ていますが大きくならず、殻頂部が少し偏り殻表の模様もトリガイよりははっきりとしています。
本種は内湾的な環境には棲息しないと思われます。
日本海からの記録は何か疑わしいです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅲ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2013/09/18 00:42 ] 和歌山の貝 ザルガイ科 | TB(0) | CM(0)

トリガイ

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Fulvia mutica (REEVE, 1844) トリガイ
  Syn: annae PILSBRY, 1904、japonicum DUNKER,1860
ザルガイ科 マクラザルガイ亜科 2009年3月 和歌山市 雑賀崎沖 水深25m マンガン漁 84mm

模式産地:長崎県出島
分布:陸奥湾・男鹿半島、三陸沿岸、東京湾、三河湾、伊勢湾、紀伊半島、四国、瀬戸内海、九州、朝鮮半島、
   中国沿岸、東シナ海
   内湾から湾口の水深5〜60m 泥底、砂泥底 

寿司ねたで有名な貝ですし、珍しいものでもありません。
ですが幼少の頃から何故か好きな貝の1つです。
殻表の殻皮はとても剥がれやすいです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2013/09/18 00:24 ] 和歌山の貝 ザルガイ科 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

Mozu

Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

私の本
ウミウサギ 
-生きている海のジュエリー
コレクター目線とダイバー目線の両方からウミウサギの魅力を紹介した私の著書です。      ご覧頂ければ幸いです。    
カテゴリ
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