潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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クボガイ

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Chlorostoma lischkei TAPPARONE-CANEFRI, 1874 クボガイ
クボガイ科 2001年7月 和歌山市 加太海岸 潮間帯 19mm

模式産地:中国
分布:北海道南部・男鹿半島、紀伊半島、九州、朝鮮半島、中国南部
   潮間帯下部〜水深20m 岩礁、岩礫底

臍穴の開く(稀に閉じる)turbinatum A. ADAMS, 1853 ヘソアキクボガイとよく似ていますが、殻口の上部(外唇)がより長く体層上に張り出す事で区別できます。
この属の種は日本沿岸から中国大陸、アメリカ大陸北西岸にまで分布します。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/11/02 00:59 ] 和歌山の貝 クボガイ科 | TB(0) | CM(0)

ベニシリダカ(ヒラセウズ型)

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Tectus conus (GMELIN, 1791) form hirasei (PILSBRY, 1904) ベニシリダカガイ(ヒラセウズ型)
クボガイ科 1999年3月 御坊市 名田町 下楠井港揚がり 名田町沖 エビ刺し網 水深20m 55mm

模式産地:紀伊田辺
分布:紀伊半島、四国、九州
   潮間帯下部〜水深20m 岩礁

ベニシリダカの本土産の殻底の角が立つタイプです。(本土産フォームで種としては同種です。)

以前はニシキウズガイ科ニシキウズガイ亜科に入れられていたTectus属やクボガイ亜科の多くの種はクボガイ科に移されています。
ニシキウズガイ亜科にはTrochus属(ニシキウズ)、Clanculus属(ナツモモ類)、Eurytrochus属(クルマチグサ)がそのまま残されています。
従来は殻の外見上の分類が主流でしたが現在は解剖学、分子生物学が発展し外見だけでは判断出来ないことが証明されています。(収斂進化が予想以上に多いと言うことですね。)

追記(11月2日):
上位分類変更によりにクボガイ科に変更しました。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/04/13 18:27 ] 和歌山の貝 クボガイ科 | TB(0) | CM(0)

コシダカガンガラ

rusticus.jpg
Omphalius rusticus (GMELIN, 1791) コシダカガンガラ
クボガイ科 2001年7月 和歌山市 加太海岸 潮間帯 22mm

模式産地:中国
分布:北海道北部・男鹿半島、紀伊半島、瀬戸内海、九州、朝鮮半島、中国南部
   やや内湾の潮間帯中部〜水深20m 岩礁、岩礫底

本来、本種は冷温帯性の強い種で和歌山では北部で採集しています。
大阪湾内の淡路島周辺では大型の個体を岩礫地やテトラポッドに多く確認することが出来ます。
更に北方の螺塔の低い型をcolliculus (SOWERBY, 1913) ヒラガンガラと呼び区別することがあります。

クボガイ類も近年、ニシキウズガイ科からサザエ科の1亜科として扱われるようになりました。

追記(11月2日):
更にクボガイ科として独立して扱われるようになりました。最近の上位分類の変動は激しいです;

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
[ 2014/02/09 14:49 ] 和歌山の貝 クボガイ科 | TB(0) | CM(0)
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Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

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ウミウサギ 
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カテゴリ
ナショナルジオグラフィック
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