潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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ハブタエブドウガイ

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Haminoea yamagutii HABE, 1952 ハブタエブドウガイ
ブドウガイ科 1985年5月 田辺湾 瀧内 潮間帯  14mm

模式産地:台湾 高雄
分布:紀伊半島、山口県北部(見島)、奄美大島、沖縄県、台湾、南シナ海
   潮間帯下部 海藻上

7te7teさんからの購入標本なのですが、一時的に出現して以来再び採集されていないそうです。
偶発的に海流に乗ってたどり着き発生しただけなのかも知れません。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

カイコガイダマシ

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Liloa porcellana (GOULD, 1859) カイコガイダマシ
  Syn: olopana PILSBRY, 1921、semisulcata DUNKER, 1882、incisula YOKOYAMA, 1928
ブドウガイ科 2014年7月 串本町 上浦 打ち上げ 5mm

模式産地:不詳
分布:房総半島・佐渡島、但馬沖、志摩半島、紀伊半島、瀬戸内海、四国、山口県北部、九州、
   フィリピン、南シナ海、紅海
   水深5〜100m 砂底

この標本はまだ小さいですが大きなものは20mm程になります。

似た種にcurta (A. ADAMS, 1850) トウマキカイコガイダマシがありますが本種と異なり全面に螺溝を廻らせます。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

カイコガイ

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Aliculastrum cylindricum (HELBLING, 1779) カイコガイ
  Syn: solida BDILLWYN, 1817、succisa A. ADAMS, 1850、
     elongata A. ADAMS in G. B. SOWERBY II, 1850、cylindricus (HELBLING, 1779)

ブドウガイ科 2014年7月 串本町 上浦 打ち上げ 9.5mm

模式産地:不詳
分布:紀伊半島・但馬沖、四国、九州、対馬、奄美大島、沖縄県、フィリピン、紅海、タンザニア、
   モーリシャス、マダガスカル
   水深5〜30m 砂底

この標本はまだ小さいですが大きなものは25mm程になり、殻の形状にはバリエーションがあるようです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

タテジワミドリガイ

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Smaragdinella sieboldi A. ADAMS, 1864 タテジワミドリガイ
ブドウガイ科
 1995年9月 日高町 小浦 潮間帯上部 6mm
 2014年7月 串本町 上浦 打ち上げ 4mm

模式産地:館山湾 鷹ノ島
分布:房総半島、紀伊半島、瀬戸内海、四国、山口県北部、九州、奄美大島、沖縄県、台湾、インド・太平洋
   潮間帯下部 海藻、カキ、フジツボの間

とても殻の薄い貝で図の個体は殻底部が大破しています。
同属のcalyculata (BRODERIP & SOWERBY, 1829) ミドリガイとは同属の種とは思えない程、殻の形状が全く異なるため区別できます。

いつか、破損してない個体を入手したいです。
追記:2015年10月25日
7te7teさんからの購入で完全な個体を入手しました。(上図)

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

cf. チャイロブドウガイ

nigropunctata.jpg
Haminoea cf. nigropunctata (PEASE, 1868) チャイロブドウガイ
  Syn: fusca PEASE, 1868
ブドウガイ科 2014年7月 串本町 上浦 打ち上げ 11.5mm

模式産地:ポリネシア
分布:紀伊半島?、九州、奄美大島、沖縄県、台湾、ポリネシア
   潮間帯 海藻上

オフ会時に採集しました。
暫定的に上記の名前を与えていますが、周辺には詳しい方がおらず分からずじまいです。
(皆さんの意見からも、自身の標本を比較してもブドウガイでもなさそうです。)
nigropunctata (PEASE, 1868) チャイロブドウガイはもっと大型になり、九州以南から知られています。
この個体は殻こそ小型ですが特徴は似ています。

ご存知の方がおられましたらご一報ください。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

ブドウガイ

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Haminoea japonica (PILSBRY, 1895) ブドウガイ
ブドウガイ科 2001年7月 和歌山市 加太海岸 潮間帯 10mm

模式産地:房総半島根本
分布:北海道南部・男鹿半島、紀伊半島、瀬戸内海、九州、朝鮮半島
   潮間帯〜水深50m 海藻の生えたタイドプール

海藻の間を這う本種は意外と気づき難いもので生態の姿から和名がついたものだと思います。
兵庫県の須磨の海水浴場などでも打ち上げで採集していますので瀬戸内海にも広く分布すると思われます。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
プロフィール

Mozu

Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

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ウミウサギ 
-生きている海のジュエリー
コレクター目線とダイバー目線の両方からウミウサギの魅力を紹介した私の著書です。      ご覧頂ければ幸いです。    
カテゴリ
ナショナルジオグラフィック
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