潮騒の宝箱

海の生き物が大好き、その中でも和歌山県で採集した大好きな貝類を中心に紹介しています。過去スレへのコメントも大歓迎です(=^ ^=)/
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ツノガイ

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Antalis weinkauffi (DUNKER, 1877) ツノガイ
  Syn: septentrionalis KURODA & HABE, 1963 キタノツノガイ
ゾウゲツノガイ科 1997年4月 南部堺港揚がり 南部沖 エビ刺し網 水深70m 70mm

模式産地:日本
分布:津軽海峡・下北半島、日本海、紀伊半島、四国、九州、東シナ海
   水深15〜550m 細砂底、砂泥底

この標本は生貝なのですが、このような貝が刺し網に掛かるのが非常に不思議です。

この種は写真では分かり難いですが、殻頂近くには9本の陵があり殻口に向かって平滑に消えて行きます。
同属の貝は極地を含む世界中に産し、どの種も似通っています。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

マルツノガイ

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Pictodentalium vernerdi (SOWERBY, 1860) マルツノガイ
ゾウゲツノガイ科 2008年3月 有田市沖 紀伊水道 マンガン漁 水深70m 118mm

模式産地:シナ海
分布:房総半島、相模湾、紀伊半島、四国、九州西岸、東シナ海、中国大陸沿岸
   水深20〜100m 細砂底、砂泥底

日本周辺固有の最大のツノガイです。
底引き網で普通に得られます。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)

ニシキツノガイ

formosum.jpg
Pictodentalium formosum (A. ADAMS & REEVE, 1850) ニシキツノガイ(フトツノガイ)
  Syn: harrisoni HABE, 1970 ハナヤカツノガイ、hirasei KIRA, 1959
ゾウゲツノガイ科 1996年11月 南部堺港揚がり 白浜沖 エビ刺し網 水深20m 65mm

模式産地:フィリピン スールー群島 Jolo島 サンゴ礁の水深32〜40mの砂泥底
分布:紀伊半島、四国(土佐沖、愛媛県)、九州西岸、奄美大島、沖縄県、台湾、フィリピン、
   南シナ海、インドネシア、ニューカレドニア、北西オーストラリア
   潮間帯下部〜水深20m 砂底

ツノガイの仲間では最も美しい種と言える貝でしょう。
和歌山ではとても珍しい貝ですが、今まで、図の刺し網で得られた死殻以外に、富田の大間磯と串本の袋で打ち上げ個体も採集しています。
白浜や串本沖では生きたものも得られています。
意外と浅い場所の奇麗な砂地に生息するようです。

参考文献:
日本近海産貝類図鑑(奥谷喬司編著)
PHILIPPINE MARINE MOLLUSKS VOLUME Ⅳ(GUIDO T. POPPE著)
日本及び周辺地域産軟体動物総目録(肥後俊一・後藤芳央 共著)
プロフィール

Mozu

Author:Mozu
幼い頃から都会で育ち海への憧れは人一倍でした。思い出として残る貝殻が大好きです。              

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ウミウサギ 
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コレクター目線とダイバー目線の両方からウミウサギの魅力を紹介した私の著書です。      ご覧頂ければ幸いです。    
カテゴリ
ナショナルジオグラフィック
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